2025年06月27日
可茂自悠学舎は、今年度も夏休み学習支援事業を行います。
夏休み明けは一年を通して、学年関係なく不登校になりやすい時期だとされています。その理由は、いくつか共通したものがあると言われています。それは、生活リズムでの切り替えが難しかったり、人間関係や勉強に不安があったりといろいろと考えられます。夏休み中、子どもたちは近年の猛暑下や学校プールの開放や登校日もないことなどから家で過ごすことが多くなってきています。家で子どもだけで過ごすことが多くなれば生活リズムが乱れやすくなってしまうこともあるでしょう。お昼は学校がある日は給食を食べることができますが、夏休み中はお昼ご飯も食べることができず生活自体に困っているご家庭もあるかもしれません。一人では勉強が分からず宿題を行うにも困っている子どもたちもいることでしょう。
そこで可茂自悠学舎では、そんな子どもたちのためにまずは生活習慣を乱すことのない学習環境を提供します。ここには、相談できる心理士や養教の先生がいます。もちろん勉強を教えてもらえる先生がいます。
<対象児童生徒>
・美濃加茂市、可児市、関市内の小中学校児童生徒
美濃太田駅前にあるフリースクール“可茂自悠学舎”に公共交通機関や自転車・徒歩
で通うことができる児童生徒を対象(事前予約をした児童生徒)
<内容>
・午前10時~12時半頃まで
・午前中2時間程度、可茂自悠学舎で学習、その後、お弁当を食べて帰ります。
(お弁当は1食200円で提供、学習支援にかかる費用は無料です)
<期間>
・7月22日~8月28日までの夏休み期間中(お盆期間を除く月~金)
<場所>
美濃加茂市太田町2591-1 朝日プラザステーションコア2F 可茂自悠学舎
<申し込み> 下記のQRコードからお申込みください。
2025年06月26日
呼吸のリズムをガイドしてスムーズな入眠を補助するパンダのぬいぐるみ型デバイス「ルルド おやすみグースピー」という商品がスヌーズレンルームに導入されました。
グースピーのスイッチを入れると、おなかに内蔵したエアバッグが、まるで息をするように繰り返し膨らんではしぼむ。この動作に合わせて、グースピーを抱いてリラックスした状態で座り、その「呼吸」にあわせて息を吸い吐くことを10分間行います。
「呼吸のリズムを整えれば、脳がリラックスした状態になり、自然と眠りについたりリラックスしたりすることができる」という医学博士・はしたにクリニック院長 端谷毅氏の提唱する「理想の呼吸法」を補助するよう設計されています。
スヌーズレンルームでは、5秒吸って5秒吐くというリラックスリズムモードで使用しています。端谷毅先生の著作「マインドフルネスを超えた呼吸法」(2020)によれば、(1)すべての心の病気は悩みすぎと自律神経の暴走と睡眠不足が引き起こす(2)治療には10秒呼吸法が有効である(3)呼吸法は心の病気だけでなくすべての体の病気も改善させる。そして人を愛するようになると指摘されています。
可茂自悠学舎に訪れてくれる生徒さんたちの様子を観察してみますと、端谷先生がおっしゃるように心と体に不調を訴える子どもさんが多いということを実感しています。
スヌーズレンルームでこの呼吸法を行いますと生徒さんたちは、「また、やってみたい」と話します。希望する生徒さんには朝の入室の時間に10分間呼吸法を試してもらっています。
生徒さんの在籍中学校の校長先生にも体験していただく機会を得ました。
興味関心を持っていただいた方には体験していただくこともできます。
2024年08月20日
ご挨拶
この度はホームページをご覧くださりありがとうございます。
明蓬館高等学校中等部「可茂自悠学舎」は、不登校生徒への学業保障、将来的な進路、職業的自立へ向けて支援を行うフリースクールです。
可茂自悠学舎では、生徒が在籍する中学校と連携をとりながら、心理・福祉・教育のいいところを組み合わせた 「支援が欲しい」と思っている中学生のために一人一人に応じたオーダーメイドの支援を提供します。生徒・保護者ファーストのフリースクールです。
このブログを通して、可茂自悠学舎からのお知らせや日々の活動の様子、不登校児童生徒への理解や対応等について積極的に発信していきたいと思っています。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
中学生フリースクール可茂自悠学舎 学院長 成瀬 英員
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