2025年04月28日
4月28日(月)GWの中休み、12:30~学院大学習室及び駐車場で、昨年から通信制高校でも義務化された内科健診が行われました。
同日、お昼過ぎ、駐車場に検診車が到着すると、おびただしい数の検査用具が大学習室に運び込まれました。
と、すぐさま、可児とうのう病院の職員の方が手慣れた様子で梱包を解き、流れるように組み立て作業が始まりました。
かと思いきや、20分も経たないうちにご覧の通り、大学習室は、まるでイリュージョンを見るかの如く、病院に様変わり。
12:30いよいよ検診開始。受付を済ませた生徒から、順番に検査を受けました。
どの生徒も神妙な面持ちで検査を受けていきました。特に、今年初めて検診を受ける1年生は、幾分緊張気味なのが、遠くからでもはっきりわかりました。
駐車場に停めた検診車内では、1年生のレントゲン撮影も行われています。
昨年度も同じことを感じたのを覚えていますが、検診を受ける生徒以上に、聴力検査や聴診の邪魔にならないようにと、息を潜め、整然と順番を待つ生徒たちの様子が、えも言われるほど素敵でした。
来月26日には、歯科検診も予定されています。
歯科健診でも、今日のような素敵な生徒の姿を、しかと見届けられればと思います、歯科健診だけに…。
2025年04月10日
4月10日(木)13:00~ 今渡地区センター2階ホールにおいて、令和7年度令和さくら高等学院入学式が執り行われました。
式が始まり自席に着いた18名の新入生の堅い表情からは、半端でない緊張感が遠くからでも見て取れます。
そんな新入生に向けて、野田学院長は、「令和さくら高等学院は、就労準備型放課後等デイサービスと連携しながら、学業だけでなく協調性やコミュニケーション能力といった就労に必要なスキルも伸ばすことで、みなさんの社会的・職業的自立も支えていきます。学院の教職員は、『生徒ファースト』と『傾聴と情の共有』の二点をモットーに、愛情をもって全力で皆さんをバックアップしていきます。皆、優しく頼りがいのある先生ばかりです。だから、安心してください。」と式辞を述べました。
新入生を代表して、Wさんは「中学校の時は、授業のスピードに付いていけず、『勉強したい』という思いはあっても、学校へ通うのがだんだん辛くなってきました。そんなとき、この学院の見学会に参加し、『自分のペースで学べる』この学院に魅力を感じ、ここへ通って、勉強がしたいと思うようになりました。…この学院で学習したり活動したりする中で、自分が将来やりたいことを見つけたいと思います。」と入学の決意を述べました。
そして、在校生代表のTさんからは、「この学院の魅力の一つ目は、先輩と後輩の間柄が分け隔なくみんな仲の良いことです。不安な気持ちになったときは先輩を頼って声を掛けてください。」と歓迎の言葉がありました。
次に、地域を代表して、可児市議会議員の松尾和樹様からは、「地域の大人たちは、皆さんの成長を、心からお祈りしていますし、同時に精一杯サポートするつもりでいますので安心してください。」という心強い御祝辞をいただきました。
また、運営会社を代表して、株式会社サーバント顧問の中島永至様からも「この3年間を通して『得意』を伸ばすということに心掛けてください。人にはできなことはたくさんありますが、そのことに気をとられ くよくよするのではなく、自分の好きなことやりたいことを見つけそれをととことん 楽しみながら伸ばしていってください。」と心温まるお祝いの言葉をいただきました。
式の最後に、令和さくら高等学院映像班の制作した「新入生歓迎動画」が会場で披露されました。新入生だけでなく在校生も初視聴の微笑ましい動画で、会場の雰囲気が一気にほっこりとしました。この映像のラストでは、3月に学院を巣立っていった卒業生がサプライズ登場し「令和さくらの3年間で『カッコイイ自分』を見つけてください!!きっと見つかるはずです。」という新入生に向けた熱いエールで動画は締めくくられました。
閉式後、集合写真を撮るときには、冒頭の写真よろしく、皆、表情は和らぎ、緊張から解き放たれているのに気づきます。
これが「令和さくらマジック」…かな?
明日、学院で会えるのが今から楽しみです。
2025年04月08日
4月8日(火)10:00~ 令和7年度 令和さくら高等学院の1学期がスタートしました。
始業式に先立って行われた着任式では、今年度新たに令和さくら高等学院の教職員として着任した2名の先生の自己紹介がありました。
坂祝町教育委員会から転任した三品先生は、副学院長兼美濃加茂学習センター長として、美濃加茂学習センターで勤務されます。国語科が専門で、バスケットボールが得意です。
御嵩小学校の相談室から転任した小松先生は、可児本校で3年生を担当してもらいます。心理が専門で、サッカー部の顧問も担当します。
続いて行われた始業式の中で、野田学院長は、『プラス1』と『togetoher』という2つのキーワードを示しながら、「明蓬館高校の単位修得システムを上手に活用しながら、進学や就職戦線を有利に進めるための資格取得を目指すことと、学院の特色である「昼活」や「グループマイプロ」を活用しながら協働作業に必要な資質を伸ばすことで、自己実現に向けて前進しよう!!」と式辞を述べました。
10:30~は、本年度の学習ガイダンスが行われ、年間行事予定表をもとに、スクーリングの旅程や単位認定試験の日取り、マイプロの締め切りといった、単位修得に関する1年間の見通しを皆で確認し合いました。
昨年度より、全体的に期日や締切が前倒しされていることに多少の驚きはありましたが、さすが上級生。ガイダンスの内容を聞き漏らすまいと、しっかりとメモや写真をとりながら、真剣な表情でガイダンスに臨んでいました。
明後日入学してくる18名の新入生たちにも、優しく教えてあげられるといいね。
2025年04月03日
4月3日(木)13:30~14:30 新1年生を対象とした学習体験会を開催しました。
この体験会は、放課後等デイサービス 虹色YELLの活動として実施されたもので、春休み中の令和さくら高等学院の学習室や自分に貸与される実際のパソコンを用いて学習することで、学院の環境や学習方法を知り、安心して10日の入学式を迎えることを意図して実施されました。
プリントやワークブックを用いたベーシックな学習にとどまらず、マイプロとして動画編集の体験をする頼もしい新1年生もいました。
また、初対面の生徒同士が、教え教えられの共同学習を始めたのは、我々の想像した以上の成果であると感じました。
学習後は、大学習室に移動してカードゲームを行いました。マスクをしていて、その表情ははっきりと見えませんが、目元の様子から一人一人の楽し気な心情が伝わってきます。
最後は、たまたま遊びに来ていた新3年生も含めて皆でカードゲームに興じました。大学習室に響き渡る明るい声に、令和7年度の学院の輝く未来がはっきりと見て取れた気がしました。
新1年生の皆さんとの出会いがますます待ち遠しいと感じた体験会でした。
2025年03月18日
今日、3月18日(火)は修了式が行われ、一人一人の生徒の進級が認められる令和6年度学院のまとめの日です。
修了式に先立ち、1時間目は「今年度の振り返り&次年度の目標シート」を使って、今年度の学習を振り返るとともに、次年度の目標を設定しました。
担任の先生と十分にコミュニケーションを取りながら、振り返りと目標設定をしっかりと行うことができました。
昼休みは、皆で手分けして、学院の隅々まで大掃除を行いました。
今日は、風もなく久しぶりに穏やかな昼下がりで、箒を持つ手も軽やかに、リズミカルに、みるみる美しい環境が整っていきました。
13:30~いよいよ修了式が始まりました。今日の修了式では、2年生のSさんが練習してきたキーボードで校歌の伴奏を披露♬
Sさんの腕前披露の晴れ舞台のため、日頃は1番しか斉唱しない校歌を、今日は1番から3番までフルコーラスで歌いました。
これまであまり日の目を見なかった2番、3番の歌詞が大学習室に響き渡ると、作詞者の学院長も思わず感激!!
その後、生徒代表のSさんに修了証が手渡され、無事、37名全員の進級が認められました。式辞に立った学院長は「四月十日には、十八名の新入生が入学してきます。この一年の実績を自信と誇りとし、学年を一つあがることの自覚と責任をもって、新学期には一年生から頼りにされる上級生として、さらなる成長を重ねてくれることを期待します。」と次年度に向けての期待を述べ、修了式を終えました。
式終了後は、ジュースで乾杯、ささやかながら進級記念パーティーを行い、友達同士でこの1年の労をねぎらいました。
春爛漫とは行かないまでも、ほっこりとした空気に包まれた令和6年度 令和さくら高等学院まとめの日でした。