2024年02月09日

就労プログラム(2)

就労プログラム(2) 今日2月9日の1時間目は、就労プログラム(2)を行いました。
今回は、「労働条件について」学びました。

労働条件とは、事業主と求職者との間で「どのような条件のもとで働くか」という取り決めです。
具体的には、
(1)契約期間 (2)就業の場所 (3)業務内容 (4)始終業時刻 (5)休日・休暇 (6)賃金 (7)退職に関して
などになります。

就労プログラム(2) このうち、気になるのは賃金でしょうか・・・。
最低賃金は全国平均で、1004円(時給)だそうです。
岐阜県の最低賃金の平均は950円とのことです。
労働条件を取り決める際には、賃金が低すぎないか確認する必要がありますね。

このほか、休憩時間や年次有給休暇についても、労働基準法をもとに決まっていることを学んでいきました。また、退職する際の手続きやマナーについても学習しました。
アルバイトを辞める場合にも、後輩につながるようにしていくことが大切であることも学びました。

就労プログラム(2) 最後に、実際自分で労働条件についてプリントに、書き込んで、働く際の条件をそれぞれで考えて記入していきました。
「祭日は、休みの方がいいよね」なんて声も聞こえてきましたが、就職する際によく確認することが大切なことを学んだ1時間でした。


2024年02月06日

就労プロクラム学習始まる

就労プロクラム学習始まる 2月6日(火)1時間目は、シリーズ「就労プログラム学習」の第1回目が行われました。

就労プロクラム学習始まる この学習の意図は、卒業を目前に控えた3年生が、新しい世界に飛び出す前の心構えとして、これだけは知っておかないといけないだろう、あるいは、それだけ知っておくと多少は自信が持てる、と思われる知識や知恵などを広げ・深めるための実践講座です。

就労プロクラム学習始まる 第1回目のテーマは「税金・保険料」でした。
労働というものを単に「生活のため」という視点からだけでなく、実際の給料明細に記載された国民の義務としての様々な「税金」や「保険料」について、どんな税や保険であるのかを、みんなで確認していきました。

就労プロクラム学習始まる 講座の後半では、そういった制度の下、非正規で働くよりも正社員として働く方が、いかに手厚く保護されるかということを学びました。
対象は3年生と言うことでしたが、多くの1・2年生も主体的に講座に参加しました。

就労プロクラム学習始まる 終末では、学院の先生方が、どういう考えや思いで現在の職に就いているのかを、真剣に語ってくれました。
その話を受けて生徒が書いた「あなたは何のために働きますか?」の問いに対する回答を紹介します。
・親に迷惑をかけないよう自立するために働く
・自分の夢である「世界一周」を実現するため
・社会の一員として認めてもらうために働く
・自分のやりたいと思うことを我慢しなくてもいいようにお金を稼ぐため
・誰かの役に立てるよう、喜んでもらえるような仕事がしたい

次の就労プログラムは、2月9日(金)です。


2024年01月31日

自動車運転免許学科チャレンジ

自動車運転免許学科チャレンジ 1月30日(火)の昼休み、小学習室において、「自動車運転免許学科チャレンジ」の第1回目が開催されました。
学院では、就労に向けた資格の修得を推奨しており、その一環として、現在多くの3年生が自動車学校に通っています。そして、そのうちの少なからぬ生徒が、学科試験に苦しんでいるという実態があります。

自動車運転免許学科チャレンジ その状況に鑑み、立ち上がったのが、3年生のA君でした。彼は、得意のICT技能を駆使し、グーグルのフリーソフトを応用して、自動車学校の教本にある問題を、クイズ形式で次々と表示し、手元のボタンで解答すると、「正解」、「不正解」を瞬時に判断してくれるシステムを構築してくれました。
上の写真は、教本にある問題をシステムに打ち込むA君の様子です。

自動車運転免許学科チャレンジ こうして昼休みの時間を活用し、仲間と一緒に楽しく学科の学習ができるって素敵なことだと思います。この取り組みが、うまく軌道に乗れば、4月新年度には、チャレンジ講座のコースの一つに加えようと思っています。
A君、本当に有意義な提案、ありがとう。


2024年01月23日

職業講話(11) 「ハウスクリーニングの仕事」

職業講話(11) 「ハウスクリーニングの仕事」 1月23日(火)1時間目は、講師に合同会社エリアレイズ代表 加藤 克佳 様をお招きして、ハウスクリーニングの仕事についてお話をお聞きしました。
合同会社エリアレイズは、「おそうじ本舗」のフランチャイズとして可児市近辺のお店やビル、個人宅のお掃除を代行する会社です。実は、この令和さくら高等学院も、年1回、おそうじ本舗さんにトイレ掃除や床磨き、エアコンの洗浄をしていただいています。
 

職業講話(11) 「ハウスクリーニングの仕事」 代表の加藤様は川辺町出身で、漫画やアニメ、ゲームに没頭していた、自称「オタク」だった高校時代を経て、ゲームソフト開発をするための専門学校に進み、卒業後、地元の工場に勤め始めます。そして五年後、友人から起業を誘われたのを機に、もっと自分らしい生き方があるはずと、工場勤務を辞し、その友人と共に起業、エリアレイズを設立しました。
一番苦しかったのは、起業してしばらく仕事がうまくいかなかった時、共同経営者だった友人が突然姿を消し、一人きりで会社を立て直すための顧客獲得に駆けずり回っていた時期だということです。
仕事が軌道に乗った現在、ハウスクリーニングのお仕事のやりがいは、お客様のお困り感に寄り添い、そのお困りを解決したとき、お客様からダイレクトにいただける「ありがとう」の言葉だということです。

職業講話(11) 「ハウスクリーニングの仕事」 講話後の生徒の感想…
「ハウスクリーニングの仕事では、ゴキブリの死骸やカビなどを触らないといけないから、そういったことにめげないメンタルの強さが重要であることがわかりました。」
「今日の話を聞いて、自分も起業するとしたら、お客様の獲得や資金の調達などで困った時のため、しっかりと人脈づくりをして、助け合えるようにすることが大事だと思ったので、人脈づくりを頑張りたいと思いました。」

加藤代表さん、貴重なお話ありがとうございました。また、学院をピッカピカにするためにクリーニングに来てください。お待ちしてます。





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