2025年08月05日
8月4日(月)9:00~ シンワ菱油株式会社が運営する「パウメトウ山手」(美濃加茂市蜂谷)において、3年生のHさんのインターンシップが始まりました。
シンワ菱油株式会社さんは、地元岐阜県関市を中心に、緑ヶ丘、東新、おがせ、美濃市、美濃加茂市山手、可児市今渡、郡上市でENEOSのガソリンスタンドを10店舗展開する地元優良企業です。
車の運転に興味があり、かつ、今でも屋外の現場でアルバイトを続けているHさんにマッチするはずという理由から、進路担当のコーディネートがあっての今回のインターンシップチャレンジとなりました。
本来はセルフのガソリンスタンドですが、激励に赴いた職員も「せっかくならHさんに…」と、特別に彼から給油してもらうことにしました。
記念すべきHさんの初仕事は、先輩にサポートを受けながらの学院長車への給油…とあいなりました。
先輩方の温かく厳しい指導を受けながらのインターンシップは、今日から8日(金)まで続きます。サッカー部で培った体力と放課後等デイサービスで身に付けた接遇の力を思う存分発揮することで…Hさんのチャレンジが大輪の花を咲かせることを祈っています。
このインターンシップに際して、全面的に協力をいただく鵜木所長様はじめ「パウメトウ山手」の従業員の皆様、8日までの5日間、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
2025年08月04日
8月1日(金)10:30 ~11:30 3年生のSさんとTさんの二人が、可児市広見にあるホテルルートイン可児の応募前見学に行ってきました。
今回の応募前見学の対応をしてくださったルートインホテル可児の村上マネージャーさんには、2年前から、ルートインホテル美濃加茂の職場見学などでお世話になってきましたが、今回もいろいろな面で便宜を図っていただき、この度の応募前見学の運びとなりました。
今回、ルートイン可児さんから出していただいた求人票の職務内容は、午前10時のチェクアウトから次のチェックインの始まる15時の間に行う客室清掃全般です。直接、お客様とやり取りすることの無い業務ですので、「対人関係に自信の持てないけれど、黙々と掃除するのは得意」という人にピッタリの業務です。
具体的には、従業員一人一人に用意された「指示書」にしたがって、各部屋のシーツ交換、ユニットバス清掃、部屋掃除、アメニティー補充などを一人で行う仕事です。客室清掃という業務は、目立たないですが、ホテルの評判に直結する大切な仕事です。
ですから、ルートインでは、清掃後、ペアを組んでいる先輩と一緒に、やり残しがないかチェックするという念の入れようです。
二人は、そんな村上さんの説明に、頷きながら熱心に聞き入っていました。
見学後、二人からは「きれいな職場だった」、「マネージャーが優しそうな人だった」、「わかりやすく説明してもらって、できそうな気がした」と率直で前向きな感想を聞くことができました。とても有意義な見学になったと思います。
対応してくださった村上マネージャー様はじめホテルルートイン可児の皆様、本日は誠にありがとうございました。
2025年08月01日
7月31日(木)10:00~11:00 3年生のNさんとHさんの2名が応募前見学で、美濃加茂市川合にある東和製作所に行ってきました。
はじめに、この日対応してくださった常務取締役の田口さんから、会社説明や今年の採用状況についてお話を聞き、その後、工場内を案内していただきました。
その説明から、東和製作所さんは、創業77周年の歴史ある会社で、特装車向けの油圧シリンダでシェアNo.1を誇るすごい会社であることがわかりました。また、そればかりでなく、この会社が外国籍の人や障がいのある人をとても大切にしているダイバーシティ経営企業であることもわかりました。
また、職務について「はたらく車」の安全を支えるためのシリンダーを造る工場ですから、その製造過程においては、髪の毛1本分の誤差も許されないということを教えていただいたとき、工場内に満ちていた緊張感のような張り詰めた空気の理由がわかった気がしました。
最後に見せていただいた倉庫には、完成したシリンダーの置かれていましたが、これらの完成品は関東の工場に運ばれ、2日後には車体に取り付けられると聞いて、繊細さに加えて、スピードも要求される難しい仕事であることがわかりました。
工場の規模の大きさや仕事における責任感の重さに圧倒された応募前見学でした。
前日まで海外出張だったにも関わらず、丁寧に対応してくださった田口常務様はじめ東和製作所の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
2025年04月08日
4月8日(火)10:00~ 令和7年度 令和さくら高等学院の1学期がスタートしました。
始業式に先立って行われた着任式では、今年度新たに令和さくら高等学院の教職員として着任した2名の先生の自己紹介がありました。
坂祝町教育委員会から転任した三品先生は、副学院長兼美濃加茂学習センター長として、美濃加茂学習センターで勤務されます。国語科が専門で、バスケットボールが得意です。
御嵩小学校の相談室から転任した小松先生は、可児本校で3年生を担当してもらいます。心理が専門で、サッカー部の顧問も担当します。
続いて行われた始業式の中で、野田学院長は、『プラス1』と『togetoher』という2つのキーワードを示しながら、「明蓬館高校の単位修得システムを上手に活用しながら、進学や就職戦線を有利に進めるための資格取得を目指すことと、学院の特色である「昼活」や「グループマイプロ」を活用しながら協働作業に必要な資質を伸ばすことで、自己実現に向けて前進しよう!!」と式辞を述べました。
10:30~は、本年度の学習ガイダンスが行われ、年間行事予定表をもとに、スクーリングの旅程や単位認定試験の日取り、マイプロの締め切りといった、単位修得に関する1年間の見通しを皆で確認し合いました。
昨年度より、全体的に期日や締切が前倒しされていることに多少の驚きはありましたが、さすが上級生。ガイダンスの内容を聞き漏らすまいと、しっかりとメモや写真をとりながら、真剣な表情でガイダンスに臨んでいました。
明後日入学してくる18名の新入生たちにも、優しく教えてあげられるといいね。
2024年12月04日
12月4日(水)11:00~14:30 就労準備型3放デイ合同の職場見学(9)「国防の仕事」として岐阜県各務原市にある航空自衛隊岐阜基地に行ってきました。
初めに自衛隊岐阜地方協力本部 美濃加茂地域事務所 山本所長さんから、自衛隊の概要説明がありました。自衛隊員の立場が、国家公務員として大変安定していて、給与面だけでなく、休暇なども保障されていることがわかりました。
続いて広報官の渡邉さんと柳田さんの案内で部隊見学として、管制隊と気象隊を見学させていただきました。(撮影禁止ということで写真はありませんが)二つの部隊とも、張り詰めた空気の中、黙々と仕事されているので、見学しているこちらにも背筋がぴんと伸びるような緊張感が伝わってきました。
これまで岐阜基地の脇を車で通ったことは何度もありましたが、管制塔から見渡たす基地の全容は初めて見ました。周囲10キロという基地の広大な敷地は、壮大なパノラマ図で、感動的でした。
昼は食堂で体験喫食をさせていただきました。この日のメニューは、カレーです。カレーに温泉卵、サラダに、漬物、牛乳が付いて430円。大満足の味とボリュームでした。隊員の方たちには、このメニューがそのまま無償で提供されています。
食後は、基地警備に当たる警備犬の訓練を実際に見せていただきました。まだ新米だという5歳の警備犬黒ちゃんが、ハンドラーの方の指示にきびきびと忠実に従う様子から、警備犬の知能の高さと毎日の行き届いた訓練の様子が見て取れます。
ハンドラーの方に仕事のやりがいと苦労について聞いてみたところ
「やりがいは、大好きな犬を相棒に基地の安全を守ることで、隊に貢献しているところです。逆に苦労する点は、生き物相手の仕事だけに、犬の健康管理に関しては、365日少しも気が抜けないところですね。」と答えていただきました。
見学の終わりには、「黒ちゃんとの触れ合いタイム」も設定していただき、実際の警備犬に触れるという貴重な体験をさせていただきました。
暴漢に対してひるむことなく勇敢に立ち向かっていく「黒ちゃん」ですが、ハンドラーの命令がなければ、実におとなしく、恐る恐る手を出し撫でる初対面の生徒に対して、吠えたり嫌がったりする素振りは一切ありません。本当にかわいく賢いワンちゃんでした。
警備犬の見学後は、資料館を見せていただきました。ここには、航空自衛隊に関する、さまざまな装備の実物や模型、写真などが展示されていて、武器マニアにはたまらない場所です。
中でも、訓練機の実際のコックピットに試乗できるコーナーは、人気の的になっていました。実際の戦闘機のパイロット、いや、トム・クルーズなったような、そんな気分に浸ることができました。
資料館の一室に、昔使われていた司令官室がそのまま保存展示されていましたが、その司令官の椅子に、恐れ多くも長官気取りでふんぞり返ってポーズを決める職員がいました。上がその証拠写真です。(注)この椅子は、だれでも座ってよい椅子ですのでご心配なく。
見学のラストには、ファミリーマート岐阜基地店に寄って買い物をしました。基地の中にファミマがあることに、まず驚きましたが、このファミマでしか買えない様々な自衛隊グッズがこのコンビニに置かれているのに2度びっくり!!
大変楽しく為になる思い出深い見学になりました。
山本所長さんはじめ対応してくださった隊員のみなさん、本日は本当にありがとうございました。