2025年07月31日
7月30日(水)14:00~15:00、3年生のOさんが、八百津町にあるネジの製造メーカー「富信」さんに応募前見学に行ってきました。
この日の気温も、体温を軽く超える猛暑日でしたが、工場に一歩足を踏み入れて驚いたのは、工場内には冷房が完備され、実に快適な環境であったことです。ソーラーパネルで発電したエコ電力でクーラーが稼働しています。
また、金属加工工場独特の機械油の匂いもありません。その理由は、説明を聞いて納得。
この富信さんは、「ネジ山は旋盤で削り出すもの」という従来のイメージを覆し、『冷間圧造』という独自の技術で金属を変形し、削りかすを出さずに、切削過程を省略して、100分の1mmの精度でネジを造る世界的なエコ企業なのです。
自動車の整備士になるという夢を抱いて学院に入学してきたOさんは、今でもモノづくりや機械いじりに関心があり、親御さんの強い薦めもあって、今回の応募前見学参加の運びとなりましたが、想像以上に彼本人の理想に近い企業でした。
この片田舎から、年間5億本もの精巧なネジが出荷され、目立たないところではあるけれど、世界の様々な機械をしっかりと下支えているかと思うと、何となくワクワクするような誇らしいような気持ちになります。
今回の見学では、会社への理解を深めるだけでなく、担当者さんとの懇談を通して、自動車運転の仮免に1発で合格したことやリサイクル関係の現場でアルバイトしてき経験を評価していただくなど、大変有意義な時間となりました。
専務取締役の各務様、人事担当の榊間様はじめ「富信」の皆様、本日はお忙しい中、丁寧に対応していただき、誠にありがとうございました。
今日教えていただいた富信さんの「『なぜ?』から始まる可能性は無限大」という企業理念を胸に、この夏さらなる努力を重ね、9月の面接試験に備えますのでよろしくお願いします。