2025年10月16日
10月16日(木)13:00~14:30 可児ロータリークラブ様の取り計らいで、「富士可児ゴルフ倶楽部」さんに職場見学に行ってきました。
この日の職場見学は、今年4月に「富士可児ゴルフ倶楽部」さんに就職したI先輩の激励訪問を兼ねて実施されました。I先輩がこのゴルフクラブのグリーンキーパーの仕事と出会ったのは、何と1年前に実施していただいたロータリークラブ様主催のこの職場見学でのことでした。
元来話下手なI先輩は、上席である長縄キーパーさんのサポートを受けながら、この半年間経験した職務内容であるとか、やりがい、苦労、先輩のことなど精一杯発表してくれました。
今日は、生憎の雨で、彼の実際の働きぶりを見せていただくことは叶いませんでしたが、動画で実際にカップを切る作業の様子や作業車に乗ってバンカーを整備する様子などを見せていただくことができましたが、その見事な仕事ぶりに思わず嘆息がでました。
質疑応答の時間には、事前学習のお陰で、生徒から数多くの質問が活発に出されました。「給料はいくらですが」といった答えにくい質問には、岩瀬支配人さんが助け舟を出すなど、終始和やかなムードの中、楽しくためになる時間が過ぎていきました。
勿論、「総合的な探究の時間」の枠内で行われている見学ですので、しっかりメモを取ることもおさおさ怠りません。
最後に、生徒代表のSさんからのお礼の言葉で、1時間半の見学はあっという間にホールアウトしました。
Iさんの体験発表を聞くにつけ、この見学を通して、グリーンキーパーの仕事を、「緑の中、小鳥のさえずりを聴きながらマイペースでできるいい仕事」なんで考えていた自分の想像力の貧困さを痛いほど感じました。
雨の日もある、炎天下での作業もある、グリーンの芝が枯れた夢を見て夜中に飛び起きることもある…、そして冬には雪かきも…。そんな厳しい仕事を通して、先輩や上司の温かく厳しい支えを受けながら成長したIさんの姿を目の当たりにして、本当にうれしく思いました。
日頃よりIさんを優しく、厳しく育てていただいている岩瀬支配人様、長縄キーパー様はじめ富士可児ゴルフ倶楽部の皆様、そして本日この会を企画・運営してくださいました竹内会長様はじめ可児ロータリクラブの皆様、そして川上議員様、本日は誠にありがとうございました。
編集余話)
現在、グリーンキーパーとして活躍するIさんですが、学院のサッカー部では、キーパーではなく主に左サイドバックを主戦場にしていました。
2025年10月16日
10月16日(木)10:15~大学習室において、11月10日(月)~14日(金)にわたって実施される「令和7年度スクーリング」のガイダンスを実施しました。
このスクーリングとは、通信制高校の単位習得のために定められた制度で、その制度の中では、本校に出向き、直接、先生から対面指導を受けることが、単位習得のための必須条件として定められています。
また、明蓬館高校のスクーリングには、(1)自立と協調、(2)本校の先生とのコミュニケーション、(3)助け合うことの共通体験、(4)川崎町への地域理解、の4つが「目的」として掲げられています。
学院にはない厳格なルール―に則って展開される4泊5日のスクーリングと単位認定試験は、決して物見遊山な気持ちで乗り越えられるほど安易なハードルではありませんし、1年生の皆さんにとってはそれこそ未知の世界です…が、これを乗り切った時の充実感と成長は、このスクーリングの醍醐味です。だから…、「みんなで一緒に頑張ろうっ!!」