2025年09月22日
9月22日(月)岐阜日石株式会社さんより3年生のNさんに届いた採用内定通知書を、朝礼において伝達披露しました。
車の運転に興味があり、車関係の職に就きたいと考えていたNさんは、先の夏休みに自動車部品メーカーや岐阜日石さんの職場見学を経験。その上で岐阜日石さんへの応募を決意、そこから面接練習を重ねた上で、16日に実施された採用面接にチャレンジしました。
今回届いた通知は、そういった一連の努力の結果ということになります。
披露後のインタビューで「(1)これから卒業までの残りの高校生活で頑張りたいこと」と、「(2)就職してから頑張りたいこと」について聞いてみると、
(1)スクーリングと残された課題を頑張ってやり切りたい
(2)仕事は1日も休まずに出勤できるよう頑張りたい
と力強く宣言してくれました。
N君のこの上ない明るい笑顔が、新しい職場でも大輪の花を開かせ、周りの人たちをきっと幸せにすることでしょう。
Nさん、おめでとう!!
2025年09月16日
9月16日(火)10:30~11:20 「職業講話」第6弾として、関市富本町にある爬虫類専門店「レプテル岐阜」オーナーの森様を講師にお招きして、「ペットショップの経営」についての職業講話をお聴きしました。
森さんは、幼いころからペットショップを営むことが夢で、幼稚園の年小の頃にはオオクワガタの繁殖にはまり、小学生の頃にはオオクワガタの販売を始めていたそうです。
そんな森少年は、中学生の頃にヘビと出会い、爬虫類に興味を持ち、SNSでその飼育方法を研究し、高1になると毎週土日のペットショップ通いを始めます。
ペットショップ通いする中で出会った人には、オーナーになった今も仕入れや販売でお世話になっているそうで、「出会いや人間関係は大切である」ということを日頃から胸に刻んでいるそうです。
弱冠23歳の時、一念発起、アルバイトで貯めた150万円を元手に、関市に爬虫類専門店「レプテル岐阜」をオープン。東京生まれ・東京育ちの森さんが関くんだりまで来て、店をオープンした理由は、東京に比べて家賃が10分の1ほどと安く、本来500万~1000万円ほどかかると言われている開業資金を節約するためでした。
経費節減のため、大手ペットショップの傘下に入らず、コンサルティングも受けず、独立独歩で始めたショップ経営は、軌道に乗るまでは大変で、開店2週間での来客数が3人、売上は1,000円だったときは、さすがにショックだったそうです。。
それでも、お金を使わず、知恵を使って店の認知度を上げ、今では静岡にドッグランのある広大な2号店開店を目論むまでになりました。
講話後は、お店の看板スネークのボールパイソンとの触れ合いタイムの時間も設けていただき、ほのぼのとした雰囲気の中での職業講話となりました。
講話後の生徒の感想から―――
・今日の講話を聴いて、また、実際にヘビに触れてみて、爬虫類に興味を持ちました。大変良い経
験になりました。
・今日の森さんの話を聴いて、夢に向かって走ることの大変さが分かりましたが、ニコニコ話す森
さんの表情を見ていると、夢に向かって走ることは、大変だけど楽しいんだ、ということが伝わ
ってきました。
森オーナーさん、今日は、貴重なお休みのところ、学院までお越しくださり、楽しくてためになるお話をありがとうございました。
2025年09月03日
夏休みの最終盤の8月30、31日の両日、サッカー部を中心とした学院の有志メンバー総勢20名で、FCBomboJrのコーチ陣の所属するボンボネーラ岐阜の応援に、長良川メドウ球技場へ行ってきました。
30日、31日のトーナメントは、第32回全国クラブチームサッカー選手権大会の東海予選の準決勝・決勝で、この2試合を勝ち抜けば、2025年9月27日(土)~9月30日(火)福島県のJヴィレッジで開催される全国大会への出場が決まる大切な試合です。
両日とも、気温は40後に迫るほどの苛烈なコンディションで、熱中症対策として、前・後半に「飲水タイム」が用意されているのは勿論のこと、試合時間も30分ハーフに短縮という特別ルールで行われました。
そんなうだるようなピッチ上では、今日も今日とて、令和さくらFCの3年 Sキャプテンが、ホペイロとして忙しそうに立ち働いています。
前半早い時間に先制点を奪うと、着実に追加点を重ね、ゴールキーパーの好セーブもあり、終わってみれば6対1の圧勝でした。
31日(日)11:00~の決勝の相手は、準決勝で静岡代表のSCクラブを破った三重代表のLIBERTE三重でした。
この試合も、早い時間帯に先制すると、後は無双状態で、次々と相手ゴールにシュートを突き刺し、終わってみれば8対0の大勝!!
浦谷選手、江口選手、池田選手、ジェローム選手という令和さくらFCに馴染の選手たちもゴールを決めてくれました。
加藤監督、山下マネージャーはじめFCボンボネーラの皆さん、暑い中、最後まで走り続け、心躍る熱い試合で、私たちに感動を届けてくれてありがとうございました。
そして、全国大会出場おめでとうございます!!
昨年のこの大会では、全国三位でしたので、今年こそは優勝して、全国にボンボの名を轟かせてください。引き続き応援します。
2025年08月28日
8月27日(水)10:30~11:30、3年生のNさんが、可児市下恵土にある岐阜日石可児SSに応募前見学に行ってきました。
Nさんが、この夏、応募前見学に参加するのは2回目ですが、今回、岐阜日石の見学を希望したのは、日石の仕事が、現在やっているアルバイトの経験で培った対人関係能力を生かせそうだったことと、年間休日数120日などの労働環境が自分に合っていると考えたからです。
この日は、わざわざ岐阜本社から、総務課長の原山さんが可児SSまで来て下さり、応対に当たってくださいました。
はじめに、店舗に入って、原山課長さんから、会社の概要から実際の仕事内容、キャリアアップの見通し、福利厚生の充実ぶりなど資料をもとに説明をしていただきました。
店舗内では、日石のキャラクター「エネゴリくん」のポスターが、Nさんをまるで家族のように出迎えてくれました。
その後、セルフスタンドの管理の仕方から、洗車、コーティング、整備するためのピットなど仕事の現場を見せてもらいました。
ガソリンスタンドで働くためには、将来的に危険物取扱者の資格を取らなければならないですし、他にも、コーティング技術検定(キーパー)や整備士の試験などがあるそうで、今後に向けての課題が今日の見学を通して明らかになりました。
また、日本語以外にもタガログ語と英語も堪能なNさんのような人材は、「ガソリンスタンドにとっても、これからますます貴重な存在になるはず」という言葉をいただき、自信も付きました。
わざわざ岐阜から出向いていただき、懇切丁寧に対応してくださった岐阜日石総務課 原山課長様、本日は、誠にありがとうございました。
2025年08月19日
8月18日(月)13:00~15:00、3年生1名、2年生2名、1年生2名の計5名の生徒で、美濃加茂市蜂屋町にある岐阜県立国際たくみアカデミーのオープンスクールに行ってきました。
国際たくみアカデミーは、「実践に対応できる高度な技能・技術と社会人基礎力を併せもつ人材の育成」の教育理念の下に実践的な技能・技術や専門知識を学ぶ公共職業能力開発施設として、現場の即戦力となる人材を養成する職業訓練校です。
この日は、設備システム科と自動車エンジニア科と住宅建築科の3つの学科の体験学習に分かれて参加してきました。
設備システム科は、持続可能な生活を守る技術(水道・電気・空調・LPガス)を身につける学科ですが…
水道管の敷設についての話を聴きました。地震に強い次世代型の水道管への付け替えがまだ40%しか進んでいない現状から、設備システム科卒業の人材は、今後、全国で引っ張りだこだということがわかりました。
自動車エンジニア科は、自動車の構造・整備技術を基礎から学び、自動車整備のプロを目指す学科ですが…
岐阜県内には、多くの自動車整備工場がある関係で、自動車整備士の資格を取ることで就職にかなり有利になることが分かりました。そして、自動車整備の仕事に求められるのは、100%正確・確実ということだから、特に数学の力が必要になることが分かりました。
住宅建築科では、自分でつくる楽しさ、皆でつくる喜びを実感しながら、木の家づくりのプロを目指す学科ですが…
1年間で木造住宅を「建築 → 左官・仕上げ → リセット → リフォーム・高気密高断熱住宅化 → 完成 → 解体」まで体験し、さらに、大工工事だけでなく、瓦、板金、左官、配管、内装仕上げなども学びます。
DIYに興味のあるSさんは、そんな説明に目を輝かせて聞き入っていました。
このオープンスクールを通して、たくみアカデミーが、少人数指導、安い費用、充実した設備、定着率80%以上といった特徴のある訓練校であることがわかりました。
また、今回の体験が、2年後、1年後に進路選択を控えた1・2年生のみなさんにとっても、職業的自立へのロードマップを描く上で、大変有意義な情報であったと感じました。
たくみ国際アカデミーの先生方、本日は誠にありがとうございました。