2024年09月24日

職業講話(8)「国を守る仕事」

職業講話(8)「国を守る仕事」 9月24日(火)1時間目は、1年生の総合的な探究の時間 職業講話(8)「国を守る仕事~自衛隊の任務~」でした。

職業講話(8)「国を守る仕事」 今日講話に来てくださったのは、自衛隊岐阜地方協力本部 美濃加茂地域事務所 山本洋平 所長さん、 柳田隆之 広報官さん、渡邉 慎二郎 広報官さんの3名です。

職業講話(8)「国を守る仕事」 ともすると自衛隊という職場が、体育会系で訓練が厳しく、基地から出られないとか、長期休みが取れないとかいった負のイメージをもたれがちでしたが、今日は、そういった間違ったイメージを払拭し、実は「基本は国家公務員で、安定していて、とても魅力的な職場である」ということを伝えるための講話でした。

職業講話(8)「国を守る仕事」 実際、今回の講話を聴いて、「草付けて、ほふく前進して、身体を鍛える」といった従来の自衛隊に対するイメージが180°変わりました。自衛隊の中にも自分を生かせる様々な職種があって、陸自で16職種、海自で50職種、空自で30職種ほどあり、近年では宇宙領域、サイバー領域、電磁波領域など領域も増えていて、努力次第では、働きながらそれらに関する資格も取らせてもらい、自分自身をレベルアップできる魅力的な職場だということがわかりました。

職業講話(8)「国を守る仕事」 そんなエピソードの中で最も印象的だったのは、高校を卒業して自衛官になり、そこから興味のあった英語を勉強し、通訳の資格を取って、平和な国際社会構築のために世界を駆け回っている女性自衛官の方の体験談でした。

職業講話(8)「国を守る仕事」 彼女が瞳をキラキラと輝かせながら最後に語った「自衛隊は、”Where there is a will, there is a way.”(意志あるところに道は開ける)な職場です。」は心に突き刺さる説得力がありました。

職業講話(8)「国を守る仕事」 講話のラスト10分は、基本教練体験で、敬礼の仕方を教えてもらいました。この講話の終わりの挨拶では、教えていただいた敬礼を使って、全員で自衛隊式に終わりの挨拶をしました。
生徒たちの敬礼が、ぴちいっと揃っていることから、この講話がいかに子どもたちの心に届いていたが推し量れます。

職業講話(8)「国を守る仕事」 全てのプログラムが終了後の質疑応答の中で、「自衛隊員になるために、これからどんな力を付けるとよいか、アドバイスをお願いします。」という質問に対して、山本所長さんから「体力や語学や諸々の知識ということも確かに大切ですが、それよりも何よりも、相手の気持ちを思いやる優しさが一番大切だと思います。この学院の雰囲気はとてよいので、今のままで大丈夫かと思いました。」という予期せぬ答えが返ってきました。
社交辞令とわかっていても、とても嬉しかったです。それも含めて、本日はお忙しい中、お越しいただき、大変楽しくてためになるお話をありがとうございました。

職業講話(8)「国を守る仕事」 講話後の生徒の感想 ―—
今日の講話を聴いて、自分が持っていた「キツイ、キビシイ」という自衛隊のイメージががらりと変わりました。比較的自由な時間もあって、災害救助では被災地の方から感謝もされ、やりがいも感じられるし、魅力的な仕事だと思いました。
自衛隊には、宇宙とかサイバーもあって幅が広いことを初めて知りました。教練体験も出来て良かったです。

(追記)11月6日(水)には、春日井か小牧基地に出向き、職場見学をさせていただく企画も進行中です。


2024年09月20日

特訓 ワープロ検定

特訓 ワープロ検定 9月20日(金)の1時間目、3年生の課題研究の時間として10月中旬に実施される「日本語ワープロ検定」、「文書入力スピード検定」対策の個別のレッスンが行われていました。

特訓 ワープロ検定 今回受検するのは、3名の3年生ですが、今日はその中の1名が教務副主任の各務先生からブラインドタッチの特訓をマンツーマンで受けました。

特訓 ワープロ検定 この特訓の成果が、3週間後に見事花開くことを期待しています。


2024年09月20日

1年国語入門マイプロガイダンス

1年国語入門マイプロガイダンス 9月19日(木)、1時間目に1年生の「国語入門」のマイプロガイダンスを行いました。
明蓬館高校の学習は、パソコンを使った個別学習が基本ですが、国語や英語、数学のような個別で進めるのに難しさのある教科については、このようにグループ学習の形態で、学年一斉に進めることもあります。

1年国語入門マイプロガイダンス まず授業の導入で、科目目標シートにある教科の目標が「伝統的な言語文化に関する理解を深める」や「社会に出た時に役立つ言語力を身に付ける」であることを確認しました。

1年国語入門マイプロガイダンス 今日のガイダンスで紹介されたマイプロのテーマ例は「思いを伝えたい人に手紙を書こう」というもので、古田先生がアニメの登場人物ロロノア・ゾロに向けて書いたファンレターが学習材です。

1年国語入門マイプロガイダンス 「このファンレーターのどこをどう直すと、もっと思いがよく伝わるか」という課題の下、グループで手紙を推敲していきました。

1年国語入門マイプロガイダンス この推敲作業を通して、生徒は「頭語」「時候の挨拶」「結語」「後付け」といった伝統的な言語文化としての手紙の形式を学んだり、社会に出た時に役立つ「正しい敬語の使い方」を身に付けたりすることができます。

1年国語入門マイプロガイダンス 「みんながよく知っているアニメの登場人物に対する先生のファンレターをより良いものに直す」という活動に必然性を感じた生徒たちは、どのグループも目を輝かせて推敲に取り組んでいました。
このガイダンスをベースにして、各グループがどんな手紙を書き上げてくるか楽しみです。


2024年09月18日

職場見学(7)「ハマキョウレックス」の巻

職場見学(7)「ハマキョウレックス」の巻 9月18日(水)10:30~12:00 放課後等デイサービスの活動の一環として、愛知県犬山市中道にある(株)ハマキョウレックス中部支社 小牧定温センターに職場見学に行ってきました。

職場見学(7)「ハマキョウレックス」の巻 ハマキョウレックスは、名古屋~中津川エリアにある370店舗のファミリーマートに弁当やパン、チルド製品を配送する一大物流センターです。

職場見学(7)「ハマキョウレックス」の巻 というより、「一昨年卒業したW先輩のが務める会社です」と言った方が分かりやすいかもしれませんね。今日の見学会は、資料の準備から案内に至るまで、W先輩の主導で進められました。

職場見学(7)「ハマキョウレックス」の巻 先ずは、施設内を見学させていただきました。
施設内は写真撮影禁止の為、お見せできませんが、始めに案内されたチルド庫は、常時+5°Cに設定されていて、涼しいというのを通り越して、冷蔵庫の中のような冷たさでした。外は今日も季節外れの猛暑日でしたが、ここは全くの別世界です。
二番目の部屋は弁当庫で+20°Cに設定され、三番目の部屋は常温庫で、三つの倉庫には、それぞれの温度にふさわしい品物が置かれていて、配送先の店舗からの指示通り荷物をピッキングし、バットに収めてトラックに詰め込みます。
 

職場見学(7)「ハマキョウレックス」の巻 見学から戻り、会議室で質疑応答を行いました。いつもの職場見学と違い、質問する相手がかつて知りたる学院の先輩だからか、いつもよりも活発に質問が出されたのが印象的です。
その質疑応答から、
・1日に午前10店舗、午後10店舗の20店舗ほどを回る
・1日に130km~200kmくらい走行する
・給料は走行距離ではなく時間によって決まる
・月に45時間くらいの時間外勤務をしている
・もともと車が好きでトラックの運転をしたいと思っていた折、サーバントの千住社長さんの取り
 計らいでハマキョウレックスに入社できた
というような具体的な話が聞けました。

職場見学(7)「ハマキョウレックス」の巻 思い起せば5年前、人前に出て話すことが大の苦手だったWさんが、こうして後輩に向け、自らの仕事について堂々と説明する姿を目にすると感慨ひとしおです。
大石課長さんによれば、Wさんは今では、新人ドライバーさんの採用面接に同席するほど、上司からの信頼も厚いそうです。

 

職場見学(7)「ハマキョウレックス」の巻 後輩の質問に真摯に答えるWさんを見ながら、学習に対する苦手意識があり、1年次にほとんど自分では進められなかった学習を、運転免許が早く取りたいからと、3年次には誰よりも早く課題を終えていた彼のことを思い返しています。
自分の好きや強みが突き抜けるとき、人は大きく成長するのだなあっと、改めて感じた職場訪問でした。
お忙しい中、大勢の見学を快く受け入れてくださった大石課長さんはじめハマキョウレックスの職員の皆様、そしてW先輩、今日は本当にありがとうございました。

(追記)弁当庫を見学した時、バットに貼られた行先のラベルに「ファミリーマート今渡鳴子店」とありました。あなたが今、手にしたパンは、もしかしたら、先輩が配送したものかもしれません。


2024年09月13日

手をつなぐ育成会施設見学

手をつなぐ育成会施設見学 9月13日(金)10:00~11:30 手をつなぐ育成会の皆様による施設見学が行われました。

手をつなぐ育成会施設見学 はじめに小学習室で学校説明を行った後、可児本校の施設と生徒の学習ぶりを見学していただきました。学習ぶりでは、一人一人の生徒が思い思いの場所とスタイルで、生き生きと学んでいる様子が印象的だったようです。

手をつなぐ育成会施設見学 また、ソフト面では、「居場所ボード」や「学習板」といった令和さくら独自の学びのシステムに多くの見学者の方が興味を示されていました。

手をつなぐ育成会施設見学 本校見学の後は、送迎車で移動し、美濃加茂学習センター及び可茂自悠学舎の見学を行いました。
可児本校とは違って、閑静な雰囲気の中で学習が進められている点に、参観者一同、驚かれたようです。夏休み、この場所で、小中学生を対象とした学習支援が行われていたことをアナウンスしたところ「もっと早く知っていれば参加させたのに…」という声があがったのは、ちょっとしたサプライズでした。

手をつなぐ育成会施設見学 美濃加茂学習センター見学の最後に、東海初の施設「スヌーズレンルーム」の見学もしていただきました。「私たちの子どもの頃にあれば良かったのに」という嘆息が上がったので「大人の方のストレス軽減にも効果があります。事前に予約して下されば、体験できますよ。」と返すと「体験したい!!」と言う複数の声が上がりました。

手をつなぐ育成会施設見学 本校に戻り、閉めの全体会を終えた後、希望された方をお連れし、カフェも体験していただいて、全体の日程を終了しました。
暑い中の見学お疲れ様でした。今日の見学で感じられた率直な感想を、何かの機会にお伝えいただければ幸甚です。





カレンダー
«   2025年08月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最新の記事

カテゴリ

月別の日記一覧

  • RSS
  • RSSとは



タグ一覧

投稿者一覧


このページのトップへ

Copyright (C) Reiwa Sakura Koutou Gakuin 2019. All Rights Reserved.