2026年10月01日
9月24日(木)10:00~11:45 全学年を対象とした企業見学(3)として、美濃加茂市前平の丘陵地に立つ「美濃加茂バイオマス発電所」に行ってきました。
この美濃加茂バイオマス発電所は、中部電力と三菱HCキャピタル、佐合木材さんの三社が共同で出資し運営されており、間伐で出た木材を燃料として燃やし、その熱で発電する木質専焼バイオマス発電所で、脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして全国から注目されています。
「でも、なんで木材を燃やしてなぜ脱炭素なんだろう?」そんな疑問は、前半の講話を聴くことで解決することになります。
間伐することで残された木々に太陽光か差し込み、間伐された木の何倍もの二酸化炭素を吸着することから、間伐で出た木材を燃料に発電する取り組みは、脱酸素だと言えるのだそうです。
また、間伐によって、光が差し込むことで山肌の植物は繁茂し、その斜面の土砂は崩れにくくなります。さらに水が浄化される効果もあるということで、間伐と間伐材の活用は、まさにいいこと尽くしです。
後半は、発電所内を見学させていただきました。
はじめに目にしたのは、小高い木材チップの山でした。この木材チップは、間伐材を砕いたもので、一日大きなトラック30台分が届きます。じっど手に取って、手のひらで感じ取っている生徒もいます。
次に、24時間絶えることなく燃え続けている炉の中を見せてもらいました。うまく燃えるよう砂を混ぜ、強い風を送っているそうです。ちなみに、交代勤務で働いておられ、深夜の時間帯は、炉の担当、燃料補充担当の2名で回しているそうです。某有名ドラックストアの店長をやっていた人が、「脱酸素に貢献したい」と転職して働いておられるそうです。
この発電所で発電できる電力量は、「美濃加茂市の一般家庭の約3分の2から7割程度を賄えるだけの電力量」だという話を聞いて、循環型社会の実現も不可能ではないという思いになりました。
この見学を通して、発電所の運営法人である佐合木材さんは、山林事業、環境事業、住設事業、ハウジング事業、緑化事業、発電事業それぞれの部門が一体となり、確固たる企業理念の下、SDGsの取り組みを力強く推進しておられるということがわかりました。。
・私の地元美濃加茂にこんな発電所があることを知り、とても驚きました。森林で出る木質バイオマスの活用は、持続可能な社会の実現のためになると理解しました。
・佐合木材さんは、木を切ることから、製材して家を作ること、さらに間伐材や廃材を使って電気も作るところまですべてのことをこの会社一つでやっていることがすごいと思いました。また、若い人が活躍しているところも働きやすそうだと思いました。美濃加茂市にこんなよいことをしている会社あることを知れてよかったです。
佐合木材の皆様、お忙しい中、誠にありがとうございました。
2026年05月19日
5月19日(火)10:30~ 美容室bob代表取締役 仲順一様を講師にお招きし、第1学年を対象とした職業講話(2)「美容師さんのお仕事」を実施しました。
美容室BOBは、可児市、美濃加茂市に4店舗の美容室を展開し「日常に彩(いろどり)を」を合言葉にお客様のリラックスできるお店づくりを大切にしている会社です。
講話の前段では、仲さんのキャリアから、美容師になるための努力ややりがい、苦労などを伺いました。その中の話から、流行の髪型など美容に関する最新の情報に対するアンテナを高くし、勉強し続けている仲さんの努力を知り、働くことの大変さがわかった気がしました。
講話の後段では、学院の岩井先生をモデルに、仲さんのヘアーアレンジの技術を実際に見せていただきました。
ヘアーアレンジのデモの中で、仲さんは岩井先生と良好なコミュニケーションを取りながら、また、受講生からの質問に的確に答えながら、岩井先生の髪を手際よく、見事な技量で整えていきました。
ヘアアレンジの技術もさることながら、そのコミュニケーション力の高さにも驚かされました。
デモンストレーションが終わると、プロの髪技により美しく変身した岩井先生の姿に、一瞬の沈黙の後、小学習室はしばし驚嘆の拍手が鳴りやみませんでした。
最後に、仲さんから、美容師に限らず社会に出る上で必要となる高校時代に身に付けておきたい力として、(1)こちらから挨拶、(2)聞こえる声で返事、(3)苦手なことへのチャレンジ、などの大切さについて激励のメッセージをいただきました。
講話後の生徒の感想から――
・「学生のうちに身に付けておくとよいこと」というお話が心に残りました。今日のお話を聴いて美容師さんの仕事にも少し興味が湧いてきました。苦手なことにチャレンジするというのを頑張ろうと思いました。
・一人前の美容師になるために大切なのは、練習や経験を積むことだということがわかりました。これからの学校生活で、意識して敬語や挨拶、返事をすることを大切にしていきたいと思いました。
仲様、本日はお忙しい中、大変ためになるお話と目にも鮮やかな髪技を披露してくださり、誠にありがとうございました。
機会がありましたら、次は、職場見学でお世話になりたいと考えています。よろしくお願いします。
2026年05月12日
5月8日(金)10:40~12:00 美濃加茂市加茂川町にあるOSボールの半面を借り切って、毎年恒例の新入生歓迎ボーリング大会を実施しました。
先に毎年恒例と書きましたが、1点だけ、これまで学校行事として行ってきたこの行事も、本年度から生徒主体の生徒会行事として実施しました。
大会の開催が、大型連休明けの直後であることから、なかなか盛り上がらないのではという心配をよそに、大会はのっけから大いに熱を帯びたものになりました。
教職員を含め総勢53人の参加者からは、ナイスプレー後の「よっしゃあ!!」の雄たけびから、「ナイス、ストライク!!」「ファイト~っ!!」といった歓声や声援、凡ミス後の「ワーッ、何でや~」といった悲鳴など、日頃の大学習室では聞かれない高校生らしい瑞々しい声が、会場のあちこちに響き渡っていました。
連休明けの楽しい時間を53人で共有することができました。
終礼では、2ゲームトータルスコア上位10名の発表もあり、スコアの良かった人も、また、そうでなかった人も皆が笑顔になれた大会でした。
大会を運営してくれた生徒会執行部の皆さん、ご苦労様でした。
2026年01月13日
1月13日(火)1時間目、小学習室において、講師に「のうひ葬祭」CRS事業部 部長植田朝美様をお招きし、職業講話「命を見送る仕事」を行いました。
のうひ葬祭さんは、昭和58年に川辺町で創業し、現在、川辺町、美濃加茂市、可児市などに8ホール、従業員80人を誇る地域を代表する葬儀会社です。
「葬儀」とは、「成人式」や「結婚式」と同様、人生の大切な節目となる式典ですが、他の式典と異なるのは、「葬式」が唯一本人がいない式典という点です。葬儀会社は、そんな式典の中で家族に寄り添い、式典をサポートする会社です。
植田さんは、のうひ葬祭に入社する以前は保育園に勤務していましたが、今から17年前、当時の副社長さんに、明るい性格を見込まれ「うちの社員を笑顔にするのを手伝ってくれないか」とスカウトされたことがきっかけで転職したそうです。
元来人を喜ばせるのが好きだった植田さんは、その転職をきっかけに自分の特性に合った職を得、また、職場の素敵な先輩や同僚・後輩との人間関係にも恵まれ、充実した毎日を送っているそうです。
仕事選びをする上で大切なことのは、「自分のことを知ること」と話す植田さん。見つけるのが得意な人もいれば、見つけたことを広めるのが得意な人もいて、さらには、見つけたことを地道に続けるのが得意な人もいます。自分はどのパートを担うのに適しているかを知り、得意を生かして苦手は頼ること、それが職場では大切なのです。
講話後の生徒の感想———
・今日の講話を聴いて葬儀会社の印象ががらりと変わりました。見えるところばかりでなく見えないところでも多くの職員が関わって式典をサポートしてくれていると知って驚きました。
・大事なことは自分のことを知ることだと分かりました。自分のことを知り、それに合った職業に就きたいです。
・植田さんは最初は事務の仕事をしていましたが、社交的で人の前に立つのが得意なことを知って、のうひ葬祭のCSR事業部の仕事に就きました。私も植田さんのように、自分の得意なことを知って、仕事に活かすことを考えていきたいです。
植田様、本日は公私ともご多用の中、また、足元のお悪い中、学院にお越しくださり、ご講話いただきまして誠にありがとうございました。
2025年08月19日
8月18日(月)13:00~15:00、3年生1名、2年生2名、1年生2名の計5名の生徒で、美濃加茂市蜂屋町にある岐阜県立国際たくみアカデミーのオープンスクールに行ってきました。
国際たくみアカデミーは、「実践に対応できる高度な技能・技術と社会人基礎力を併せもつ人材の育成」の教育理念の下に実践的な技能・技術や専門知識を学ぶ公共職業能力開発施設として、現場の即戦力となる人材を養成する職業訓練校です。
この日は、設備システム科と自動車エンジニア科と住宅建築科の3つの学科の体験学習に分かれて参加してきました。
設備システム科は、持続可能な生活を守る技術(水道・電気・空調・LPガス)を身につける学科ですが…
水道管の敷設についての話を聴きました。地震に強い次世代型の水道管への付け替えがまだ40%しか進んでいない現状から、設備システム科卒業の人材は、今後、全国で引っ張りだこだということがわかりました。
自動車エンジニア科は、自動車の構造・整備技術を基礎から学び、自動車整備のプロを目指す学科ですが…
岐阜県内には、多くの自動車整備工場がある関係で、自動車整備士の資格を取ることで就職にかなり有利になることが分かりました。そして、自動車整備の仕事に求められるのは、100%正確・確実ということだから、特に数学の力が必要になることが分かりました。
住宅建築科では、自分でつくる楽しさ、皆でつくる喜びを実感しながら、木の家づくりのプロを目指す学科ですが…
1年間で木造住宅を「建築 → 左官・仕上げ → リセット → リフォーム・高気密高断熱住宅化 → 完成 → 解体」まで体験し、さらに、大工工事だけでなく、瓦、板金、左官、配管、内装仕上げなども学びます。
DIYに興味のあるSさんは、そんな説明に目を輝かせて聞き入っていました。
このオープンスクールを通して、たくみアカデミーが、少人数指導、安い費用、充実した設備、定着率80%以上といった特徴のある訓練校であることがわかりました。
また、今回の体験が、2年後、1年後に進路選択を控えた1・2年生のみなさんにとっても、職業的自立へのロードマップを描く上で、大変有意義な情報であったと感じました。
たくみ国際アカデミーの先生方、本日は誠にありがとうございました。