2025年09月16日
9月16日(火)10:30~11:20 「職業講話」第6弾として、関市富本町にある爬虫類専門店「レプテル岐阜」オーナーの森様を講師にお招きして、「ペットショップの経営」についての職業講話をお聴きしました。
森さんは、幼いころからペットショップを営むことが夢で、幼稚園の年小の頃にはオオクワガタの繁殖にはまり、小学生の頃にはオオクワガタの販売を始めていたそうです。
そんな森少年は、中学生の頃にヘビと出会い、爬虫類に興味を持ち、SNSでその飼育方法を研究し、高1になると毎週土日のペットショップ通いを始めます。
ペットショップ通いする中で出会った人には、オーナーになった今も仕入れや販売でお世話になっているそうで、「出会いや人間関係は大切である」ということを日頃から胸に刻んでいるそうです。
弱冠23歳の時、一念発起、アルバイトで貯めた150万円を元手に、関市に爬虫類専門店「レプテル岐阜」をオープン。東京生まれ・東京育ちの森さんが関くんだりまで来て、店をオープンした理由は、東京に比べて家賃が10分の1ほどと安く、本来500万~1000万円ほどかかると言われている開業資金を節約するためでした。
経費節減のため、大手ペットショップの傘下に入らず、コンサルティングも受けず、独立独歩で始めたショップ経営は、軌道に乗るまでは大変で、開店2週間での来客数が3人、売上は1,000円だったときは、さすがにショックだったそうです。。
それでも、お金を使わず、知恵を使って店の認知度を上げ、今では静岡にドッグランのある広大な2号店開店を目論むまでになりました。
講話後は、お店の看板スネークのボールパイソンとの触れ合いタイムの時間も設けていただき、ほのぼのとした雰囲気の中での職業講話となりました。
講話後の生徒の感想から―――
・今日の講話を聴いて、また、実際にヘビに触れてみて、爬虫類に興味を持ちました。大変良い経
験になりました。
・今日の森さんの話を聴いて、夢に向かって走ることの大変さが分かりましたが、ニコニコ話す森
さんの表情を見ていると、夢に向かって走ることは、大変だけど楽しいんだ、ということが伝わ
ってきました。
森オーナーさん、今日は、貴重なお休みのところ、学院までお越しくださり、楽しくてためになるお話をありがとうございました。