2025年06月30日
6月30日(月)10:15~ジョンレノンの代表曲"Imagine”を素材にした全体授業が行われました。
今日の全体授業は、夏休みを三週間後に控えたこの時期、英語や地理や世界史のマイプロになりそうな素材の提供というねらいから、古田先生の発案で行われました。
この全体学習では、”Imagine”の楽曲を視聴した後、
――ジョン・レノンの”Imagine”は、ベトナム戦争の最中の1971年に発表された彼の代表曲ですが、この楽曲が、発表当初、そして熱狂的なファンの放った凶弾に彼が倒れた1980年、湾岸戦争の起きた1991年、同時多発テロの起きた2001年、そして、つい先日(6月13日)には、NHKの「時をかけるテレビ」で「世紀を刻んだ歌『イマジン』再び」として取り上げられるなど、時を超えなお、その都度その都度、脚光を浴び続けるのはなぜだろう?——という深いテーマが生徒に投げかけられました。
生徒の反応も様々でした。
学習プリントにまったく何も書けない生徒、辛うじて自分が気になった歌詞に線だけ引けた生徒、感想や自分の考えまで持てた生徒…などなど。
授業後の生徒のノートから
——この曲が今も支持されているということは、この曲が発表された1971年当時と、今があまり変わっていないということなんだろう。10代20代の人にもっと知ってほしい。私はこの歌がめっちゃ好きです。——(3年生 E男)
——テーマについて、インターネットで調べても出てこなかったので、自分で考えてみました。…もし、「イマジン」の歌詞に書かれている通りになったら、国がなくなるので、世界地図は真っ白になって、宗教や所有がなくなるから、取り合いがなくなって、人々は互いにシェアする大きなまとまりを創っていき、人類は一人一人が個性を持ちながら、地球全体で一つの生命体のようになると思いました。——(2年生 O郎)
この夏休み、さらに追究していけば、きっと素晴らしいマイプロができそう…なんて、そんな予感がプンプンしてくる全体授業でした。
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