2024年09月02日
9月2日(月)10:00~ 心配された台風による警報も発令されず、予定通り令和6年度2学期始業式が開催されました。
始業式に先立って、4月から研修生として学院の仕事について修練を積んでいた学院の卒業生、青山さんの着任式が行われました。
本来なら、10月1日からの正式採用予定でしたが、成績優秀により、研修期間を1カ月前倒しして、本日より正職員としての勤務となりました。
立場が変わり、責任も重くなりますが、後輩たちの見本となるべく、臆せず弛まず、しかしこれまで通り無理のないペースで仕事を進めてください。
続いて行われた2学期始業式で、学院長からは「明蓬館高校の2学期は、スクーリング(11月25日~11月24日)や単位認定試験(11月25日)、マイプロの校内締切(12月20日)と主要な行事が目白押しであることからもわかる通り、1年の仕上げの学期と言っても過言ではありません。…スクーリングでの学習や生活を意識した自律的な学校生活を送れるといいですね。」という話がありました。
2024年08月21日
8月21日(水)10:30~12:00 放課後等デイサービスの活動の一環として、村の木清福会が運営する可児市広見にある「ひろみ保育園」と可児市塩にある「はぐみの森保育園」の職場見学に行ってきました。
今日は、そのうち「はぐみの森保育園」からレポートします。
まず、はじめに林事務長さんと小野主任さんから、保育士の仕事についてのガイダンスをお伺いしました。
保育士になるためには、高校卒業後に専門学校へ進むか、短大あるいは4年制大学へ進むか、それ以外にも通信教育によって保育士の資格をとることが必要だそうです。
保育士の仕事の適性として、何よりも、子どもの大切な命を預かる仕事なので、子どもと関りながら、仲間と協力しながら、安心・安全に配慮できる人がこの仕事にふさわしいということだそうです。
また、この仕事のやりがいは、苦労した分、それがそのまま子どもの成長として返ってくることで、保護者の方から「この1年で随分多くのことができるようになりました。先生、ありがとうございました。」と感謝の言葉を聞いた瞬間、苦労したことはすべて忘れてしまえるそうです。
ですから、「この仕事の苦労は?」という問いに対する答えは「ありません」ということでした。
この保育園の昼食には、園内の調理室で調理されたオーガニック給食が提供されています。オーガニック給食の意図は、無農薬の食材を使った給食を提供することで、子ども達の健やかな成長を食からも支えることにあるそうです。
この日は、たまたまお誕生日会のイベントで「お化け屋敷」が行われていて、さくら組の子どもたちが私たちの手を引いてお化け屋敷を案内してくれました。
どんなお化けが出てくるのかと思いきや、暗闇から現れたのは、な・な・なんとクマのぬいぐるみ!!手を引いてくれた園児も含めて、かわいらしさ満点のお化け屋敷でした。
最後は、れんげ組さんの教室に入って保育体験をさせていただきました。しばし童心に却って園児と遊ぶ生徒の顔は、あっという間に緊張が解け、笑顔に変わっていました。
林事務長さんはじめ「はぐみの森保育園」の職員の皆様、そしてかわいらしい園児のみなさん、忙しい中、快く見学を受け入れ、貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。
(追記)
「笑顔が子どもを育てる」とは、ある有名な発達心理学者の言葉ですが、短い時間の中、出迎えてくれた事務長さん、主任さんはじめスタッフの皆さん、そしてかわいらしい天使たち…園のそこかしこで素敵な笑顔に出会えた…そんな印象をもった見学でした。
2024年08月08日
夏休みも半ば、暑さにかまけて、日々をだらだらと過ごしたりはしていませんか?
そんな真夏の酷暑の中、3年生の一部生徒は、9月16日の高校新卒者就職試験解禁を控えて、応募前職場見学・職場体験に汗を流す日々を過ごしています。
Yさんは、建築関係の株式会社ヨツヤさんで5日間に及ぶ応募前職場体験にトライしています。十分な熱中症対策をしていただいた中での体験とはいえ、馴れない炎天下の作業は大変そうですが、それでも弱音を吐くことなく頑張っています。
Kさんは、アルバイトで培った接客のノウハウを生かした職に就きたいということで、50年の歴史を誇る老舗旅館「下呂温泉みやこ」さんに応募前職場見学に赴き、野口支配人さんから館内の案内や接客における心得について教えていただきました。
トラックドライバーに憧れるIさんは、「軽四セールスドライバー」の求人票の出ている佐川急便美濃加茂営業所の応募前見学に行ってきました。3年連続で高校の新卒者を受け入れているということで、活気にあふれる事業所さんという点が心強く感じました。
これ以外にも、Yさんが各務原市のペットショップ クー&リクで5日間の応募前職場体験を、MさんとNさんが「安藤クリニック」の応募前職場見学をこれまでに終えています。
2024年07月18日
7月18日(木)13:00~ 本学院大学習室において「健康診断」が実施されました。
学校における健康診断は、本年4月学校保健安全法第13条の解釈が変わったことにより、今年から通信制高校でも義務になりました。当初は、スクーリング期間中に行うことになっていましたが、つい先日、急転直下、明蓬館本校より「サポート校で実施してください」との連絡があったため、今日の実施となったものです。
梅雨明けの猛暑の中、12:30に学院の駐車場に検診車が到着すると、次々と機材が運び込まれ、大学習室には、あっというまに4つの検査室が組み立てられていきました。それは、さながら野戦病院を彷彿とさせます。(私自身、本物の野戦病院は見たことがありませんが…)
予定していた13:00より10分ほど早く、検査が始まりました。検査項目は、身長、体重、視力、聴力、脊柱等の検査、心電図、胸部X線撮影、内科検診と多岐にわたります。
何せ初めてのことなので、時間内に終わることができるだろうかと心配しましたが、スタッフの方の指示をよく聞き、整然と検査を受けることで、大きな混乱もなく、予定した14:00にはすべての検査を終えることができました
特に、時間のかかる心電図の前には、長蛇の列ができましたが、皆の行儀よく静かに順番を待つ姿が印象的でした。
急なオファーを快く受けてくださった、とうのう病院健康管理センターの渡邉様、桂川様始めスタッフの皆様、今日は、本当にありがとうございました。
2024年07月16日
7月16日(火)10:30~11:20 タイヤショップ早野 代表取締役 鍔本 雅巳 様を講師にお招きし、「タイヤショップのお仕事」についてご講話いただきました。
18年前、先代社長から会社を引き継いだ時は、決断や覚悟ができない若社長の頼りなさから、5~6人のベテラン社員が辞めていくなど、社員の反発に遭い会社は危機的な状況に陥りました。しかし、その逆境から「人の3倍働いて認めてもらおう」と一念発起、高校ラグビーで鍛えた体力に物を言わせて働くことで、会社の売り上げを倍にし、見事、会社を立て直しました。
会社が2年連続で赤字になった時にも、社員の心も離れかけましたが、そこから学んだことは、相手を変えようと思ったら自分が変わらなければだめだということ。自分の態度や接し方を変えたとたん社員との距離感が縮まり、アットホームな会社になりました。
講話後の生徒の感想から…
「難しい状況にある時こそポジティブに考えること。それが成功の秘訣です。という言葉が心に残りました。僕もその考え方を取り入れたいと思いました。」
鍔本様、楽しい話をありがとうございました。
今度、一度錦鯉を見に、お店に活かせてもらいます。