2024年07月16日
7月16日(火)10:30~11:20 タイヤショップ早野 代表取締役 鍔本 雅巳 様を講師にお招きし、「タイヤショップのお仕事」についてご講話いただきました。
18年前、先代社長から会社を引き継いだ時は、決断や覚悟ができない若社長の頼りなさから、5~6人のベテラン社員が辞めていくなど、社員の反発に遭い会社は危機的な状況に陥りました。しかし、その逆境から「人の3倍働いて認めてもらおう」と一念発起、高校ラグビーで鍛えた体力に物を言わせて働くことで、会社の売り上げを倍にし、見事、会社を立て直しました。
会社が2年連続で赤字になった時にも、社員の心も離れかけましたが、そこから学んだことは、相手を変えようと思ったら自分が変わらなければだめだということ。自分の態度や接し方を変えたとたん社員との距離感が縮まり、アットホームな会社になりました。
講話後の生徒の感想から…
「難しい状況にある時こそポジティブに考えること。それが成功の秘訣です。という言葉が心に残りました。僕もその考え方を取り入れたいと思いました。」
鍔本様、楽しい話をありがとうございました。
今度、一度錦鯉を見に、お店に活かせてもらいます。
2024年07月04日
7月4日(木)10:30~学院長の高校の後輩が学院を訪れ、明蓬館高校の学びの仕組みや令和さくら高等学院の特長について見聞されました。
今日見学にお越しになったのは、野田学院長の高校の遠い後輩にあたる元愛知県議会議員の犬飼明佳さんと同じく高校の後輩にあたる柴田雄二さんはじめ一宮市議会議員5名のご一行です。
今日お越しの皆さんは、これまでそれぞれ議員という立場から、教育や福祉問題に携わってみえただけあって、学院の様子や生徒の学ぶ姿を食い入るように見学されていました。また時に、生徒に直接質問を投げかける場面もありましたが、その質問に笑顔でフレンドリーに答える子どもたちの姿がとても印象的でした。
最後に、皆で記念撮影をして1時間の見学を終えましたが、参加した6名の見学者の皆さんが、学院の校舎の木のぬくもりと子どもたちのなごやかな雰囲気にとても感銘を受けて帰られました。
本日は、真夏を思わせる猛暑の中、わざわざ足をお運びくださりありがとうございました。
2024年07月02日
7月2日(火)10:30~小学習室において、「地域貢献のための活動」というテーマで、NPO法人縁塾顧問 松尾和樹さんにご講話していただきました。
松尾さんは、地域の活性化のためにNPO法人「縁塾」を立ち上げ、市内の高校生と地元の企業をマッチングして、地元企業の良さを広く若者に伝える活動をしたり、地域の子どもと一緒に微生物を用いた手法で地元の川をきれいにしたりする取り組みをしたりと、これまで地域のためにアクティブに活動してきた人で、その功績から文部科学省から表彰もされています
そんな松尾さんの考え方は、実にユニークで、講演中、いくつもの名言が飛び出しました。
「仕事は、今ある職業から選ぶのではなく、どんな働き方がしたいかで探す。」
「自分は運がいい…と脳にインプットした上で、なりたい自分をイメージすることが大事。」
「自分の大切な家族や友達は自分で守ることを考える。」
「憧れる大人をたくさん見つけ、その人のいいところだけを見る。」
生徒も、松尾さんの話に引き込まれるように、メモしながら、時に質問に応答しながら、真剣に聞く姿が印象的でした。
講話後の生徒の感想を紹介します。
「最後の『幸せは共有するもの』という言葉が一番心に響きました。講話でここまで共感できたことに自分でもびっくりしています。」(A男)
「いろいろと考えさせられることの多い講話でした。特に『一人の100歩より、100人の一歩』という話はその通りだから、改めて仲間を大切にしなければいけないということを痛感しました。」(B男)
松尾さん、今日は心にまで届く楽しくてためになる講話をありがとうございました。
2024年05月14日
5月14日(火)10:30~今年度第1回目の職業講話として、可児市近郊で4店舗の美容院を展開するbobの代表取締役 仲順一さんを講師にお招きし、「美容のお仕事」についてお話を伺いました。
美容室bobはヘアーづくりから地域の方をおしゃれにすることで街の活性化に貢献する会社で、おもてなしを通した社員の教育にも力を入れています。
仲さんは、自己紹介の中で、高校生活を振り返り、陸上の長距離と中華料理屋でのアルバイト三昧だったそうです。そんな中でお兄さんから勧められた美容の道に進むことになりました。
仲さんは、進路選択においては「失敗を恐れず、チャレンジすることが大切」とおっしゃっています。
その後、学院の高越先生をモデルにアレンジメントの実演をしながら、美容師の仕事のやりがいや苦労などについて語ってくれました。
その話の中でも、仲さんのような指導的な立場になっても、絶えず最新の流行について勉強し続けないといけないという話と、どの仕事に就くにせよ「あいさつ」「返事」「お礼」が基本だから今から心掛けておくとよいという話が心に残りました。
ヘアーアレンジメントが終わり、高越先生が皆に背を向け、立ち上がると小学習室には「うわー、綺麗!!」と言う歓声が巻き起こりました。中にはスマホで写真に収める生徒も出るほどです。
「さすがはプロの髪業」といったところです。
最後に講話後の生徒の感想を紹介します。
「美容師の苦労ややりがいを知ることができ、もっと詳しく知りたくなったので、時間のあるときに調べてみようと思いました。また、もともと美容師のお仕事に興味があったのですが、今回の講話を聴いていっそう興味が出たし、もっとなってみたいと思いました。」
→Rさん、調べるなんて言っていないで、夏休み、bobに見学に行ったらどうですか?
仲さん、本日は、本当にありがとうございました。
2024年04月11日
4月11日(木)は、明蓬館高校の令和6年度映像授業及びレポートの配信開始の日でした。1年生にとっては、まさしく高校での初めての学びの日です。
毎年この日の1年生は、学院から貸与されたパソコンのセットアップを行い、自分だけが使えるマシンに仕立て上げます。
1年生は、自分に貸与されたパソコンを小学習室に持ち寄り、研修生の青山さんの指導の下、先生たちのサポートを受けながら、明蓬館高校の学習サイト「マイページ」を設定していきました。これが終われば、自分のペースでどんどん学習を進めていくことができます。
それと同時刻、2・3年生はと言えば、自分の学習場所に陣取り、黙々と映像授業やレポートに取り組んでいます。その集中力たるやさすが上級生と言ったところです。黙っていてもその背中で、後輩たちに模範的な学習の仕方を示してくれています。
さて、昼食そして昼活動が終わり、帰り際の掃除の時間になると、少し意外な光景が繰り広げられました。
まだ、学院の生活に不慣れなはずの1年生が、率先して掃除道具を手にし、汚れた場所を見つけて黙々と清掃活動に取り組んでいるではありませんか。(もちろん2,3年生の中にも主体的に掃除に取り組んでくれている生徒は少なくありませんが、)今日の掃除では、1年生に軍配が上がりました。
毎日、毎日のちょっとした光景に、心がほっこりさせられる令和さくらでありました。掃除を頑張ってくれた皆さん、掃除大臣に任命します。