2023年12月25日
冬休みに入り、生徒の出入りのなくなった美濃加茂学習センターでは、令和6年4月開設に向けて明蓬館高等学校中等部(「可茂自悠学舎」)のための改築工事が急ピッチで進められています。
「自悠学舎」は、障がいの有無を問わず、不登校状態にある中学生年代の子どもたちの居場所づくりと学力保障を二つの柱として設立されます。この地区では、おそらく初となる癒しの空間「スヌーズレン」もお目見えします。
来年2月には、内覧会を行う予定です。
2023年09月05日
9月に入り、高卒生の就職戦線解禁間近となりましたが、9月4日(月)午後、美濃加茂市にある足場の会社、末澤サービスさんの春日井市の現場を3年生3名で見学させていただきました。
現場では、コンクリートの基礎まで終わった新築の家に建築用の足場を組む準備の様子を見せていただきました。社長さん、奥さん、娘さん、そして3名の従業員の方が総出で出迎えてくださり、アットホームな雰囲気での見学になりました。
社長さんは、「はっきり言って、仕事はきついです。」「でも、すぐムキムキの身体になります」「体力をつけたいとか将来独立したいといったモチベーションが大切です。」「スタッフの人間関係は自慢できます」など、一人一人の顔をしっかり見て親身になって仕事や会社の話をしてくださいました。
参加した3名は、足場の資材を持ち上げさせていただいたり、部品をはめてさせていただいたりする中で仕事の感触を味うことができました。
最後に、社長さんから「いろいろな会社を見学してきなさい、その上でうちを選んでくれたらうれしいです」とありがたい言葉をいただきました。
末澤サービスの皆さん、お忙しい中、見学させていただき、ありがとうございました。
2023年06月28日
本学院では、社会的・職業的自立に向けた前段階として、生徒のアルバイトを奨励しています。しかし、コミュニケーション能力などに自信が持てず、なかなかその一歩が踏み出せずにいる生徒も少なくないといった現状があります。
6月27日、そんな生徒4人を連れて、美濃加茂市内にある某ビジネスホテルに「アルバイト先見学」に行ってきました。
仕事の内容は、チェックアウトから次のチェックインまでの時間に、客室とお風呂の掃除、シーツ交換、アメニティーの補充作業を行うというものです。
「人と話すのが苦手でも、黙々と作業するのは苦にならない自分に合った仕事内容だ。」と早速生徒の一人はそのホテルでのアルバイトに応募しました。
今後もこういった生徒とバイト先のマッチングに力を入れていきたいと考えています。
2023年04月10日
4月10日(月)10:00~11:30 今渡地区センターにおいて、可児市議会議員 酒井正司様、可児市教育長 堀部好彦様、美濃加茂市教育長 古川一男様はじめ多数のご来賓のご臨席の下、令和5年度令和さくら高等学院入学式および入学オリエンテーションが執り行われました。
学院長式辞で野田学院長は「今日から始まる高校生活に、不安のある人もいるでしょうが、この学院はみなさんの『好き』や『得意』を最大限に生かした自由度のある学びで、あなたたちの高校卒業を無理なく楽しくサポートしてくれる学院ですから、心配はいりません。」と学院の特長を述べました。
次に登壇した新入生代表は「私には夢があります。私は、将来社会科の教員か、心理士になりたいです。教員になりたい理由は、自分の得意科目の社会科を、生徒にわかりやすく教えたいからです。」と新入学の決意として、自らの夢を力強く語ってくれました。
その次に登壇した在校生代表は「この学院の三つ目の魅力は、サッカー部、剣道部、テニス部など勉強以外の活動が盛んなところです。また、海洋研修ではマリンスポーツも体験できます。いろいろなことが経験できますので、高校生活をエンジョイしてみてください。」とお祝いの言葉を贈りました。
古川教育長様からもお祝いの言葉をいただきました。
公私ともにご多用の中、ご臨席賜った来賓の皆様、ありがとうございました。
2023年03月17日
3月17日(金)14:00~令和4年度の修了式が執り行われました。校歌斉唱の後、生徒代表に修了証書が手渡されました。
次に1年を振り返って、野田学院長が「この一年、サッカー部やテニス部の発足、他のサポート校との合同海洋研修、福岡本校における本格的スクーリング、今渡地区センターを借りての卒業式、そして美濃加茂学習センターのオープンなど、学院として様々なことにチャレンジしてきました。どれもが初めての挑戦でしたが、大きな成果を残すことができたのは、その時々のみなさんの精一杯の姿があったからです。感謝感謝です。」と総括を述べました。
また、最後に、次年度に向けた抱負として「4月10日には、定員を超える21名の新入生が入学してきます。この1年の実績を自信と誇りに感じ、1学年進級することへの自覚と責任をもって、上級生として1年生から頼りにされる存在になってくれることを期待します。」と述べ、話を締めくくりました。
それでは、4月10日、全員が笑顔で登校してくれるのを待っています。