2025年07月02日
7月1日(月)10:15~3年生総合的な探究の時間「3年後の自分」の学習を行いました。
この7月1日という日は、毎年のことですが、ハローワークによる高等学校卒業者用求人票の解禁日です。ですので、探究の授業に先立ち、就職担当の森副学院長から、パソコンを使って求人票を見る方法や求人票を見るときのポイントについてレクチャーが行われました。
今日から始まる就職戦線は、3年生にとって生まれて初めての経験ですので、どの生徒もやや緊張しながらも真剣な眼差しで、求人票から必要な情報を読み取っていました。
閑話休題、この解禁日に合わせ、今日の3年生の学習では、3年後の自分の(理想的な)姿をぼんやりと想像しながら、「今何をすべきか、について具体的に考える」ことをねらいに活動しました。
ある生徒のまとめから…
・3年後の自分は、名古屋で一人暮らしをしながらアパレル関係の仕事をしているのが理想だ。そのためにも、今、資格や一定の知識をつけて自分自身のスペックをワンランク上げたい。
三者懇談明け&高卒向け求人票解禁のこの日に、具体的な目標設定ができたこと、有意義な学習であったと評価できます。目標に向けて、つっ走ろっまい!!
2025年06月30日
6月30日(月)10:15~ジョンレノンの代表曲"Imagine”を素材にした全体授業が行われました。
今日の全体授業は、夏休みを三週間後に控えたこの時期、英語や地理や世界史のマイプロになりそうな素材の提供というねらいから、古田先生の発案で行われました。
この全体学習では、”Imagine”の楽曲を視聴した後、
――ジョン・レノンの”Imagine”は、ベトナム戦争の最中の1971年に発表された彼の代表曲ですが、この楽曲が、発表当初、そして熱狂的なファンの放った凶弾に彼が倒れた1980年、湾岸戦争の起きた1991年、同時多発テロの起きた2001年、そして、つい先日(6月13日)には、NHKの「時をかけるテレビ」で「世紀を刻んだ歌『イマジン』再び」として取り上げられるなど、時を超えなお、その都度その都度、脚光を浴び続けるのはなぜだろう?——という深いテーマが生徒に投げかけられました。
生徒の反応も様々でした。
学習プリントにまったく何も書けない生徒、辛うじて自分が気になった歌詞に線だけ引けた生徒、感想や自分の考えまで持てた生徒…などなど。
授業後の生徒のノートから
——この曲が今も支持されているということは、この曲が発表された1971年当時と、今があまり変わっていないということなんだろう。10代20代の人にもっと知ってほしい。私はこの歌がめっちゃ好きです。——(3年生 E男)
——テーマについて、インターネットで調べても出てこなかったので、自分で考えてみました。…もし、「イマジン」の歌詞に書かれている通りになったら、国がなくなるので、世界地図は真っ白になって、宗教や所有がなくなるから、取り合いがなくなって、人々は互いにシェアする大きなまとまりを創っていき、人類は一人一人が個性を持ちながら、地球全体で一つの生命体のようになると思いました。——(2年生 O郎)
この夏休み、さらに追究していけば、きっと素晴らしいマイプロができそう…なんて、そんな予感がプンプンしてくる全体授業でした。
2025年06月27日
6月27日(金)12:00~、久しぶりに朝から好天に恵まれた梅雨の晴れ間、臨時美化環境委員会が実施されました。
今日の美化委員会の活動は、先日の職場訪問でお世話になった(株)堀部様より、お土産でいただいた花の苗をプランターに植え込む作業でした。
6月とは言え、今日の中庭は、好天を通り越して、作業するには暑すぎる炎天下で、作業開始から2分も経たないうちに、額から汗が吹き出します。
それでも30分ほどで、予定していた10個のプランターは、色とりどりの花により、美しく彩られました。しっかり根付くまでしばらくの間、中庭の木陰で養生した後、中庭に並べる予定です。
この猛暑の中、作業を手伝ってくれた美化委員の皆さん、本当にありがとうございました。また、花の苗を下さった(株)堀部様、改めましてお礼を申し上げます。
来週早々、プランターの花々が、登校する皆さんの目を楽しませるのが、待ち遠しいばかりです。
2025年06月21日
6月20日(金)10:15~ 中日本航空専門学校から航空ロボティクス科 教授 梶田和彦様を講師にお招きし、進学講座を開催しました。
先ずあいさつ代わりにと、ドローンの実演を見せていただきました。
小学習室の狭い空間で機体を制御し、見事なホバリング。人手不足の折から、ドローンは被災地への物資輸送や橋など大型構造物の点検作業、農薬散布など様々な場面での活躍が期待されている技術です。
先生の指導の下、各務先生もドローンの操縦にチャレンジしました。
中日本航空専門学校には、ロボティックス科以外にも、航空機の整備の技能を学ぶ航空整備科と
空港での地上支援業務を学ぶエアポートサービス科があり、この学校を卒業した14,000人という多くの人材が、ここでしか学べない資質でもって、様々な形で航空産業を支えているそうです。
そんなニッチな学校が、お隣の関市にあるということは、飛行機好きにとって大きなアドバンテージですね。次はぜひ、オープンキャンパスで、より具体的・体験的に学んでみたいですね。
この講話がきっかけになって、未来にはばたく生徒が学院からも出そうな予感がしています。
2025年06月20日
6月19日(木)13:00~八百津町和知にある株式会社 堀部「八百津農園」さんに職場見学に行ってきました。
「八百津農園」さんは、花の苗を育て全国に出荷している会社ですが、一昨年の卒業生のU先輩が勤務しており、今回はその激励も兼ねての見学ということになります。
この日は、梅雨明け前とは思えないうだるような猛暑日で、ビニールハウスの中は、体感で60度はありそうな過酷な状況でした。
そんなビニールハウスの中で、U先輩は在学中と変わらぬ人懐っこい笑顔で私たちを出迎えてくれました。
社長さんからの会社説明の後、グループに分かれて、実際の仕事の一部を体験させていただきました。
…段ボールに花の苗を丁寧に入れ、次に、箱の外側に商品のシールを貼付し、箱の内側にはラベルを入れて、最後に箱を組み立てるというところまでが一連の作業です。みんなで手分けしてやったので、それなりにスムーズにやり終えることができました。…
ただ、この過酷な条件の中、これだけの量を、限られた時間で、しかも一人でやるとなると大変な作業であるいうことは、改めて体験してみて想像に難くありません。
では、一見きつそうなこの仕事ですが、なぜU先輩はくじけることなく、今日まで続けてこられたのでしょう…?
見学後のAさんの感想から
———U先輩の話から、真夏のビニールハウス内の作業はとてもきついけれど、それにも増して、この会社の人間関係がよく、そういう点で働きやすい環境であったことが、仕事を続けてこられた理由だということがわかりました。やはり、仕事を決める前に実際に体験することが大切だと思いました。———
お忙しい中、また、本当に暑い中、対応していただき、ありがとうございました。その上、お土産に花の苗までいただき、重ねて感謝申し上げます。本日は本当にありがとうございました。