2024年10月04日
10月3日(木)1時間目、第2学年を対象として「一般職業適性検査(GATB)」を実施しました。
この検査の目的は、9つの「適性能(知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断
力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ)」を測定することで、自分に適した職
業を知り、1年後に迫った進路選択の一つの材料にすることにあります。
この検査結果を受けて、10月22日(火)には、進路希望調査(1~3年)が行われ、さらに10月28日(月)からは今年度2回目の三者懇談(1~3年)が実施されます。
この検査を契機として、家族や先生、友達の意見も参考にしつつ、三者懇談までにできるだけ具体的に自分の未来予想図を思い描いてみましょう!!
2024年10月03日
10月3日(木)朝礼にて2名の生徒に、終礼にて1名の生徒に、専門学校から届いた合格通知書が学院長の手から手渡されました。
Kさんは、名古屋ホスピタリティ・アカデミーグローバル学科 英語科への合格を決めました。
Aさんには、同じく名古屋ホスピタリティ・アカデミー鉄道サービス学科 鉄道サービスコースから届いた合格通知が手渡されました。
合格通知を手に喜色満面の二人に、専門学校入学後、どのような将来を思い描いているか、聞いてみたところ、
Kさんは「今以上に英語の学習に力を入れ、英検準1級を取得し、自分の世界を広げたいです。」と目を輝かせながら答えてくれました。
Aさんは「大好きな鉄道の勉強をいっぱいして、鉄道関係の仕事に就きたいです。」と力を込めて公表してくれました。
同日、終礼には、名古屋ホスピタリティ・アカデミー旅行学科 トラベルコースに合格したRさんに合格通知書が手渡されました。
Rさんにも、専門学校入学後、どのような将来を思い描いているか聞いてみると
「様々な国家資格を取って、ツアーコンダクターになります。」と最高の笑顔で語ってくれました。その暁には、令和さくら高等学院のスクーリングにRさんが添乗を…なんて日が本当に来るかもしれませんね。
Kさん、Aさん、Rさんの3人には仲間からの大きな祝福の拍手が贈られました。
3名の皆さん、大きな未来予想図を描きつつ、残り半年となった学院生活も充実させていってください。
2024年10月02日
10月2日(水)10:30~12:00 放課後等デイサ-ビスの活動の一環である企業見学で可児市姫ケ丘にある「共栄鋼材」さんに行ってきました。
社屋の入り口で「ようこそ共栄鋼材へ」というウエルカムボードに、まず驚かされると同時に心がほっこりしました。
さらに、説明会場となる2階会議室に案内されると「鉄の会社」のイメージからは想像できないほどの曲線を基調とした、木の温もりを感じさせる斬新なデザインの会議室が視界に飛び込んできて度肝を抜かれました。
実は、この会議室は、共栄鋼材さんがコラボしているパーシモンヒルズ・アーキテクツという有名な建築事務所の手掛けたデザインなのだそうです。
はじめに、あいさつに立たれた松本英之社長さんが、「誰と働くかによって仕事は全く違ってきます。だから、私は、人を大切にし、『チーム共栄』という考え方を大切にし、会社を運営しています。今日の見学が、みなさんが社会に出る手掛かりになれば幸いです。」と会社の経営理念について話されました。
続いて、田口将大係長さんから、図版満載の分かりやすいパワーポイントで、時折クイズも織り込まれた、楽しくてためになる会社説明を聴かせていただきました。
その説明の中でも特に
(1) 地球の重さの30%は鉄である
(2) 日本の鉄の生産量は世界3位で年間1億トン
(3) 共栄鋼材の仕事は車の部品になる鉄を切る会社である
(4) 共栄鋼材は、日本で一番分厚い(16mm)鉄が切れるニッチな会社である
(5) 鉄を切るのは難しいから一人で切れない。だからチームワークを大切にしている
という5点の説明が心に残りました。
その後、工場内を見学させていただきました。工場の入り口付近には、高炉メーカーで作られ、丸められた自分たちの背丈ほどもある鋼板が、所狭しと並んでいました。天井にはその鋼板を運ぶための巨大なクレーンが取り付けられています。
広い工場内には、アンコイラー、セパレーター、コイラー、チョッパーといった初めて見る機械が並んでいて、それらをすぐ近くで見ながら案内の方に説明していただきました。また、よく見ると制御盤のところには指示書が置かれ、どのように加工するかが書き込まれています。その指示に従って精密にフリッター加工やレベラー加工が行われているそうです。
後から気が付いたことですが、私たちの安全に配慮するとともに、機械を近くでみられるようにと、工場内のラインがすべて停めてありました。本当にありがたいことです。
工場見学を終え、会議室に戻って質疑応答を行いました。
仕事のやりがいという質問に対しては、「直接お客様の顔を見ることはできないのですが、『難しい加工を短い納期で』というお客様の要望通りの仕事を頑張ってやりきった後、先方の喜んだ様子を営業の仲間から聞いたときは、やはり嬉しいですね。」という答えをいただきました。
「この会社の求める人物像」という問いに対しては、社長さん自ら「人のことを思いやれる人です。『チーム共栄』を大切にしている会社ですから、仲間が困っている時に、その困り感を共有し、一緒になって悩める人物です。」と答えていただきました。
全ての日程を終えた後、みんなで記念撮影を行いました。
「鉄」というと無機質で冷たいイメージですが、共栄鋼材さんは、この記念写真から伝わってくる空気感そのままの、アットホームで温かみのある素敵な会社だということが分かりました。
また、松本社長さんをはじめ製造部、営業部、事務などあらゆる部署から、かなりの人数で案内していただけたことからは「チーム共栄」ということを実感することができました。
本日は、お忙しい中、飲料はじめ様々な配慮いただきながらの見学の受け入れ、誠にありがとうございました。
※この見学を契機として「チーム共栄」に仲間入りさせてもらえるよう「思いやりのある人」が、この学院から育っていくことを願いつつ、このブログをしたためました。
2024年10月01日
9月30日(月)11:00~福島県のJビレッジで行われた「第31回 全国クラブチームサッカー選手権大会」準決勝 我らがFCボンボネーラ×FC中津(大分)の試合のパブリックビューイングを大学習室及び小学習室&扉付き個室の三か所で実施しました。
試合開始に先立ち、試合で打ち鳴らすスティックバルーンの準備を有志で行いました。ボンボネーラのチームカラーである黄色と青色で50人分を用意しました。
このパブリックビューイングは、ボンボネーラが初戦、2回戦を勝たなければ幻となっていた行事ですので、これらのスティックバルーンも、29日にボンボネーラが2回戦を突破した結果、日の目を見たということになります。
キックオフ前には、景気づけに太鼓に合わせ、バールーンを打ち鳴らして、ボンボネーラのチャントを皆で大合唱しました。
しかし、試合が始まると想像もしなかった展開が待っていました。
立ち上がりは予想通りボンボネーラのペースで試合は進んでいきましたが、得点のチャンスを逃すと、15分過ぎから突然エアポケットに入ったかのように、ゴール前での集中力を欠き、連続失点!! あっという間に0-2のビハインドとなってしまいました。
ところが、前半アディショナルタイムに、池田コーチがスピードと迫力満点の個人技で左サイドを切り裂き、1点を返すとたちまちボンボネーラは息を吹き返しました。後半立ち上がりから勢いよく試合に入ったボンボは、伊東コーチのドリブルを起点に立て続けに得点し3ー2と鮮やかな逆転で、底力を見せてくれます。
各コーチの局面局面での頑張りが、スクリーンに映し出されるたび、会場は割れんばかりのバルーンの音が鳴り響きました。後半もずっとボンボネーラペースが続き、学院前のマンションから苦情電話が入らないか、ハラハラしながらの観戦です。
ところが…、好事魔多し、とはよく言ったもので、試合終了残り1分、ロングスローからのこぼれを拾われ、ミドルシュートを決められてしまい、試合はそのままPK戦へともつれ込みました。
PK戦の結果は2ー4で惜敗、全国3位という結果となりました。
優勝ではありませんでしたが、ボンボネーラがベスト4に残ってくれたお陰で、学院のみんなで声を張り上げ一つになって応援したり、最後まで走り切るかっこいいコーチたち姿を目の当たりにしたりすることで、仲間と情を共有することができました。
また、ライブ配信でのこと。浦谷コーチがコーナーキックを蹴る際、自分たちの手で作った横断幕が画面に映り込んだのを目にしたとき、自分たちも7人のコーチと一緒に戦っているような感覚になり、胸がジーンとなりました。ボンボネーラの皆さん、感動をありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
ゆっくり休んだら、また一緒にサッカーやりましょっ!!
2024年09月27日
10月27日(金)10:30~11:30 3年生の2名の生徒が、この8月にオープンした就労継続支援B型事業所COCOROさんの見学に行ってきました。
この事業所は、カカオ豆のローストや選別、雑味を生む皮や胚芽の除去など、普通は機械で行う工程をいちいち手作業で行うことで、雑味の無い唯一無二の美味しいチョコレートを生産・販売するお店です。
今日は、皮むきと胚芽の除去を体験させてもらいましたが、自分なりにやり方を工夫することで、手際よくてできるようになり、それにつれ充実感も得られるようになって、最後の方は時間を忘れるほど集中して体験作業に取り組めました。
二人の作業ぶりを、所の方も感心して見ていてくれました。
体験の後、下のお店で、並んでいる様々な製品のな説明を聞かせてもらいました。100%カカオの板チョコを試食した時は、あまりの苦さにびっくりしました。…でも、最後にいただいたミルクチョコレートは、まさに格別の味で、思わず笑顔がこぼれました。お店の売り上げが伸びている理由を、身をもって確かめられました。
今回の体験を通して、自分の作ったチョコレートでお客さんを笑顔にするというCOCOROのお仕事のやりがいを、一端だけでも実感できた気がしました。
お忙しい中、お世話くださった安江様、田口様、森様、貴重な体験をありがとうございました。