2025年08月01日
7月31日(木)10:00~11:00 3年生のNさんとHさんの2名が応募前見学で、美濃加茂市川合にある東和製作所に行ってきました。
はじめに、この日対応してくださった常務取締役の田口さんから、会社説明や今年の採用状況についてお話を聞き、その後、工場内を案内していただきました。
その説明から、東和製作所さんは、創業77周年の歴史ある会社で、特装車向けの油圧シリンダでシェアNo.1を誇るすごい会社であることがわかりました。また、そればかりでなく、この会社が外国籍の人や障がいのある人をとても大切にしているダイバーシティ経営企業であることもわかりました。
また、職務について「はたらく車」の安全を支えるためのシリンダーを造る工場ですから、その製造過程においては、髪の毛1本分の誤差も許されないということを教えていただいたとき、工場内に満ちていた緊張感のような張り詰めた空気の理由がわかった気がしました。
最後に見せていただいた倉庫には、完成したシリンダーの置かれていましたが、これらの完成品は関東の工場に運ばれ、2日後には車体に取り付けられると聞いて、繊細さに加えて、スピードも要求される難しい仕事であることがわかりました。
工場の規模の大きさや仕事における責任感の重さに圧倒された応募前見学でした。
前日まで海外出張だったにも関わらず、丁寧に対応してくださった田口常務様はじめ東和製作所の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
2025年07月31日
7月30日(水)14:00~15:00、3年生のOさんが、八百津町にあるネジの製造メーカー「富信」さんに応募前見学に行ってきました。
この日の気温も、体温を軽く超える猛暑日でしたが、工場に一歩足を踏み入れて驚いたのは、工場内には冷房が完備され、実に快適な環境であったことです。ソーラーパネルで発電したエコ電力でクーラーが稼働しています。
また、金属加工工場独特の機械油の匂いもありません。その理由は、説明を聞いて納得。
この富信さんは、「ネジ山は旋盤で削り出すもの」という従来のイメージを覆し、『冷間圧造』という独自の技術で金属を変形し、削りかすを出さずに、切削過程を省略して、100分の1mmの精度でネジを造る世界的なエコ企業なのです。
自動車の整備士になるという夢を抱いて学院に入学してきたOさんは、今でもモノづくりや機械いじりに関心があり、親御さんの強い薦めもあって、今回の応募前見学参加の運びとなりましたが、想像以上に彼本人の理想に近い企業でした。
この片田舎から、年間5億本もの精巧なネジが出荷され、目立たないところではあるけれど、世界の様々な機械をしっかりと下支えているかと思うと、何となくワクワクするような誇らしいような気持ちになります。
今回の見学では、会社への理解を深めるだけでなく、担当者さんとの懇談を通して、自動車運転の仮免に1発で合格したことやリサイクル関係の現場でアルバイトしてき経験を評価していただくなど、大変有意義な時間となりました。
専務取締役の各務様、人事担当の榊間様はじめ「富信」の皆様、本日はお忙しい中、丁寧に対応していただき、誠にありがとうございました。
今日教えていただいた富信さんの「『なぜ?』から始まる可能性は無限大」という企業理念を胸に、この夏さらなる努力を重ね、9月の面接試験に備えますのでよろしくお願いします。
2025年07月29日
7月28日(月)9:30~11:30、3年生のSさんが、可児郵便局さんへ応募前見学に行ってきました。
この『応募前見学』というのは、「さくらリポート8月号」にも書いた通り、会社に応募する前に仕事の内容や職場環境を実際に自分の目で確かめることで、仕事とのミスマッチを防ぐことを主な目的に行われる会社訪問です。
はじめに、可児郵便局総務課の成瀬課長さんから、会社概要説明、郵便事業、新しい取組、一日の勤務の流れ、働き方の将来見通し、充実の福利厚生制度まで丁寧な説明を受けました。
続いて、可児郵便局内の施設を案内いただきながら、それぞれの仕事の内容を郵便コース視点で説明してもらいました。
そんな中、バイク好きのSさんの目を引いたのは、配達する郵便物を自分で点検して、自分の使うバイクに積み込んで出発する場面でした。地下駐車場で、一旦停止、1本橋、スラロームが設置してあり、毎回それをクリアーしてから出発するということに興味津々。。
今回の見学を通して、福利厚生の充実ぶりも公務員並みであると知り、Sさんは、ますます「JPへ就職したい」という思いを強くしました。
このように応募前見学には、「ミスマッチを防ぐ」という消極的な目的ばかりでなく、「会社への志望動機をより大きなものにする」という積極的な目的もあります。
さらにもう一つ、先方の採用担当者に「自分のやる気と人柄を事前に売り込む」という隠れた目的もあります。そういう意味から、この応募前見学は、『真夏のチャレンジ!!』と言えるのです。
前日に、床屋へ行き清々しい髪型で参加したSさんの心がけは、隠れた目的に照らして◎と言えそうです。
成瀬総務課長様はじめ可児郵便局の皆様、お忙しい中対応していただき、誠にありがとうございました。
2025年07月25日
7月23(水)・24(木)の両日、夏の恒例行事となっている浜名湖海洋研修に行ってきました。
まず、マリンスポーツを始める前に、桟橋前のテント下で、重大事故を防ぐための心構えやテクニックのイロハなどを操縦士の方からレクチャーしていただきました。
そして、いよいよマリンスポーツ体験。
クルージング…この種目と水中ドローンだけは水に濡れなくても体験できます。
水の上をすべるスピード感溢れるジェットスキー…ちなみに写真の操縦士は、令和さくら高等学院卒業生の和田先輩です。
水面を弾みながら進む迫力満点のマーブル…多くの生徒がバランスを崩し転覆しました。
海洋のアトラクションだけでなく、午後の1時間は、浜名湖マリーナの実習で用いたボート洗う洗艇作業を通してヤマハマリーナの勤労体験を行いました。暑い中の作業はさすがにきつかったですが、汚れが落ちて真っ白になっていく船体を見るにつけ、作業のやりがいを感じることができました。
1日目の研修を終え、最も楽しみな夕食の時間。「東急ハーヴェストホテル浜名湖」自慢の夕食ビュッフェでエネルギーチャージです。